スタッフブログ

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日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

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以前、このブログでご紹介したウェブサイト「MIYAGI 1951」の写真展が、仙台市若林区荒井の「せんだい3.11メモリアル交流館」で開かれています。
(以前のスタッフブログ ☞ http://miyaumi.info/blog/?p=7#post69

アメリカの従軍医だった故・ジョージ・バトラーさんが、1951(昭和26)年に宮城県沿岸部で暮らす人たちを撮影した写真の数々。その多くは、東日本大震災で被災した地域です。

今回の写真展では130点を展示。
震災から7年が経った沿岸部で、終戦後復興の道を歩む同じ地域の人々の姿を見るのは、大きな意義のあることだと思います。

せんだい3.11メモリアル交流館 ☞ http://sendai311-memorial.jp/

(お)

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「ハートカクテル」などで知られる漫画家/イラストレーターのわたせせいぞうさん。
カラフルな色彩で描かれる男女の純愛物語は、当時多くの若者を夢中にさせました。漫画と同じく、わたせさんが1989年から毎年描き続けているオリジナルカレンダーも、不動の人気を得ています。
今年、「ハートカクテル」は35周年、オリジナルカレンダーは30周年を迎えました。これを記念して、石ノ森萬画館が企画展「わたせせいぞうの世界展 ~ハートカクテル in 石巻~」を開いています。

石巻・日和山からの風景を描き下ろした作品をはじめ、石巻の各地が舞台の「ハートカクテル in 石巻」(全4話)も展示しています。

当時の文化や流行を詳細に描いた作品は、好景気で活気に満ちていた日本を思い出させてくれます。
前髪を立て、肩パットが入ったスーツに身を包み、華やかな夜の街に繰り出す若者たち。誰もが周りに負けまいと背伸びをする、大量消費の時代でした。ドライブで流すのはレコードやCDから録音したカセットテープ。ラベルには市販のレタリング転写文字で「MY BEST」。

まあ、ブランド物の財布を持っていても中にはお札がほとんど入ってなかったり、転写文字の「A」だけ早く無くなってそこだけ定規で手書きしたりと、色々ほろ苦い思い出もありますが、今のようなスマホやSNSがなかった分、のんびりできた時代です。

オシャレでキレイなイラストから、そんな記憶がどんどん甦ってきました。

企画展と連動して展望喫茶で提供されるオリジナルメニュー。
わたせさんの世界を見事に表現した「石巻♥春ソーダ」(税込600円)。ブルーハワイやグレナデンゼリー、桜のトッピングなどで、甘く爽やかなロマンスを表現。
わたせさんが青春時代を過ごした北九州の名物を再現した「門司港焼きカレーin石巻」(税込900円)は、チーズたっぷりで食べ応え抜群。それぞれオリジナルコースターが付いてきます。

6月3日(日)には、わたせさんを招いた「トーク&サイン会」が開かれます(事前申込)。詳しくは萬画館ウェブサイトをご覧ください。 

画の国・いしのまき 石ノ森萬画館第69回特別企画展 
 ハートカクテル35周年・オリジナルカレンダー30周年記念
 「わたせせいぞうの世界展  ~ハートカクテル in 石巻~」
会期 4月21日(土)~7月1日(日) ※休館日:第3火曜日
時間 9:00~18:00 ※入館は17:30まで
会場 石ノ森萬画館 石巻市中瀬2-7 http://www.mangattan.jp/manga 
料金 一般800円/中高学生500円/小学生200円/未就学児無料 ※常設観覧料含む 

(お)

県内その他地域 2018.05.02

鳴子ダムの「すだれ放流」

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大崎市の鳴子ダムで毎年5月に実施される、雪解け水をつかった「すだれ放流」を見てきました(^O^)

鳴子ダムは昭和33年の完成当初から、この時期にダムの貯水量を最高水位にし、上部から水を流して施設の安全を確認しています。
幅95m、高さ80mの放流の様子は、巨大なすだれのように見えることから、この名前が付きました。

放流にあわせて、地域の方々が協力して作った鯉のぼり50匹も設置されました。
天気のいい日の午後には、鯉のぼりの影が放流に映り、鯉が滝をのぼるような景色が見られるそうです。

↑こちらが通常のダムの様子です(昨年8月に撮影)。

「すだれ放流」は5日(土)まで。鯉のぼりの設置は6日(日)までです。
 ※災害や気象条件により、放流の中止や鯉のぼりを一時撤去する場合があります。

(お)

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