スタッフブログ

新しい施設や季節のイベント、地域が誇る絶品グルメなど、みやぎの今を幅広く発信!
日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

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今年で3回目を迎える「ジャパン・ツーリズム・アワード」の大賞に、南三陸ホテル観洋が取り組む『震災を風化させないための語り部バスによる地域交流活性化』が選ばれました。
東日本大震災直後から、被災者に宿泊施設を提供するなどして復興への道を開いたことや、震災の体験を伝える「語り部バス」を運行して、防災意識の向上と記憶の風化防止に努力を続けていることが高く評価されました。過去最高の応募数239件の中からの受賞です。
9月21日(木)に開催される「ツーリズムEXPOジャパン2017」開会式会場で表彰式が執り行われます。

同ホテルは語り部バスを毎日運行しています。8:45ホテル発、約1時間かけて南三陸町内を案内します。
料金は大人500円、小学生以下250円です。今後も被災地復興のため、さらなる継続に期待が寄せられています。

詳細はホテル公式ウェブサイトをご覧ください。
南三陸ホテル観洋 http://www.mkanyo.jp/

(お)

県内その他地域 2017.08.18

登米市 長沼はすまつり

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登米市で開催中の「長沼はすまつり」に行ってきました(^-^)
しばらく天気の悪い日が続いていますが、このときだけちょっぴり晴れ間が見えました♪

湖面に広がる数十万のはすの花。極楽浄土といわれる静かで神秘的な光景が、どこまでも続いているようです。美しさに息をのむと同時に、心が落ち着くのを感じます。

桟橋から遊覧船に乗り、はすの間をゆっくり進みます。
船頭さんがところどころで船を停めて、はすや土地について話してくれます。はすを間近で見たり触れたりするのは初めてなので、目を輝かせる僕たち・・。

ベテランの船頭さん曰く、まつりは今年で16回目を迎えるが、これほどたくさんの花が咲いたのは初めてだそう(*'▽')
また、長沼は周辺の湖よりも深いため、はすが大きく成長するとのこと。

はすの花は朝に開き、午後にかけて閉じていくので、午前中が見頃。4日ほど開いて閉じてを繰り返し、濃いピンク色だった花弁が白くなるころ枯れ落ちます。現在、花は香水や化粧水にも利用されています。茎を折ると出てくる糸状の白い繊維は、まさに芥川龍之介の「くものいと」。丈夫でなかなか切れません。
船頭さんの分かりやすくためになる解説は、本当に楽しいです!!(*^▽^*)

あ、それと今日初めて、はすの実を食べました!エンドウ豆と栗を足したような少し甘みのある味で、結構オイシカッタ♪

「第16回登米市長沼はすまつり」
 期間:8月1日(火)~8月31日(木) 9:00~16:00
 場所:登米市迫町北方字兵粮山公園(長沼温泉ヴィーナスの湯の下)
 料金:大人700円、小学生500円、4歳以上300円(団体割引10名から)
 アクセス:東北自動車道「築館IC」から約30分、三陸自動車道「登米IC」から約30分
 ※カーナビをご利用の場合、目的地を「ヴィーナスの湯」に設定すると分かりやすいそうです。

◎登米市観光物産協会 http://www.tome-city.com/

(お&N)

県内その他地域 2017.08.16

鳴子ダム

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ダムや橋、道路などの公共施設を訪れ、その構造や歴史を知る新しい観光コンテンツ「インフラツーリズム」。
普段は関係者しか立ち入ることができない巨大建造物の内部を案内してもらったり、人々の生活を支える高度な専門技術を学べたりと、通常の旅行では味わえないディープでマニアックな体験が魅力です。近年では地域の交流人口拡大や、新しいコミュニティの醸成に向けても期待が寄せられています。

大崎市にある「鳴子(なるこ)ダム」は、国内で初めて日本の技術者だけで建設された高さ94.5メートル、幅215メートルのアーチ式コンクリートダムです。

竣工は1957(昭和32)年。自然環境を生かした設計により、ダム流域のほとんどが栗駒国定公園の中にあり、周辺では新緑や紅葉など四季の景色が楽しめます。2016年には、土木学会の選奨土木遺産に認定されました。
また、下流には東北有数の温泉郷「鳴子温泉」があり、国内外から多くの観光客が訪れています。

ダムの上(天端)を歩いてみました。

下をのぞいてみると・・・吸い込まれそうで思わず足がすくみます!形は知っていても、近くで目にすることの少ない巨大建造物は見ごたえ十分。大人でも興奮します。

毎年5月のはじめに公開される、雪解け水をつかった「すだれ放流」も見てみたいです。

国土交通省東北地方整備局 鳴子ダム管理所
 http://www.thr.mlit.go.jp/naruko/
国土交通省総合政策局 インフラツーリズムポータルサイト
 https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/infratourism/

(お&N)