スタッフブログ

新しい施設や季節のイベント、地域が誇る絶品グルメなど、みやぎの今を幅広く発信!
日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

仙台市 2020.08.07

仙台七夕

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ことしの「仙台七夕まつり」は中止になりましたが、あちこちの商店の軒先で小さな笹飾りを目にします。
仙台の夏を少しでも感じてもらおうと手作りされた飾りには、疫病退散や復興、平和への願いなどが書かれています。青葉区のマーブルロードおおまち商店街には、5メートルの吹き流しも。
伝統文化を絶やさない、仙台商人の心意気を感じました。

JR仙台駅には、吹き流しとともに「来年はみんなで会いましょう。街が笑顔であふれるように。がんばろう宮城・東北!」という広告が掲げられています。

新型コロナウイルスの収束を願って、いつもと違う七夕を静かに楽しみたいと思います。


仙台七夕まつり2020 ☞ https://www.sendaitanabata.com/tanabata2020

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(写真:N)

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東北歴史博物館(多賀城市)で、特別展「GIGA・MANGA 江戸戯画から近代漫画へ」が開かれています。

いまや世界共通の文化になった日本の漫画。今回は、印刷出版文化が発達した江戸時代の戯画から、明治・大正期の諷刺(ふうし)漫画雑誌、昭和戦中期の子ども漫画までの作品を展示し、大衆文化と表現の変遷をたどります。

当時を代表する傑作の数々。大地震や疫病、娯楽、社会への警鐘など、数百年前の人々の気持ちがはっきり伝わってきました。

大好きな浮世絵師・歌川国芳の「みかけハこハゐがとんだいい人だ」が、記念写真スポットに!
「SNSなどへの投稿歓迎!」だそうです♪
展示は9月6日(日)まで。

開館 9:30~17:00(発券16:30まで)
休館 8月10日を除く毎週月曜、8月11日(火)
料金 一般1,200円、シルバー(65歳以上)1,100円、小・中・高生600円

東北歴史博物館 ☞ https://www.thm.pref.miyagi.jp/

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ことし5月、石巻市雄勝地区にオープンした「雄勝硯伝統産業会館」。
硯の歴史や文化を学ぶ展示室、工芸品の展示販売コーナー、研修室などを設け、地域の産業をPRします。

硯の原料になる雄勝石は、2~3億年前の黒色硬質粘板岩。圧縮や曲げに強く、長い年月にも変質しない特性があるそうです。
展示室の外壁には、東京駅丸の内駅舎の屋根材にも使われた雄勝スレートが張られています。(どこかに小さな♥型の石が!)

古くから受け継がれてきた硯職人の営みや、生活との関わり、復興への歩みが分かります。硯だけでなく、書状や掛け軸などの貴重な資料も展示しています。

日本一の硯。長さ156.5cm。幅76cm。重量500kg!!
左下にiPhone SEを置いてみました。

約200点の硯を展示した「硯ウォール」。純黒色の芸術品です。

8月頃には、フォトフレームやコースター、ペンダント製作などの体験コーナーを開設する予定です。
※5名以上で1週間前までの予約制(団体の予約は要相談)。

展示室観覧料:大人(高校生以上)個人200円、大人団体(20名以上)180円。
       小人個人100円、小人団体90円。未就学児無料。

隣接する「石巻市雄勝観光物産交流館(おがつ・たなこや)」には、直売所や飲食店など8つのテナントが入居しています。

●石巻市雄勝硯伝統産業会館
 所在地 宮城県石巻市雄勝町下雄勝二丁目17番地
     (三陸道「河北IC」から車で約30分)
 電 話 0225-57-3211
 休館日 火曜日(祝祭日を除く)
     火曜日が祝祭日の場合は翌日
     年末年始
雄勝硯生産販売協同組合HP ☞ https://www.ogatsu-suzuri.jp/


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