スタッフブログ

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日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

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震災の記憶と教訓を伝える「気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館」が完成し、10日のオープンを前に内覧会が開かれました。
市が気仙沼向洋高旧校舎を震災遺構として保存し、展示や研修会場を備える伝承館とあわせて一般に公開します。

校舎には、約13メートルの津波により3階の教室に流れ込んだ車や、渡り廊下に折り重なったがれきが当時のまま残されています。伝承館には、津波の脅威を伝える大型映像シアターや展示コーナー、体験交流ホールなどがあります。

南校舎3階:大津波により車やたくさんの被災物が教室に流れ込みました。当時使われていただろう教科書や靴もそのまま残されています。

南校舎4階:レターボックスの下半分錆びているところまで津波がきました。

南校舎外観:4階部分に津波で流された冷凍倉庫がぶつかった跡が残っています。

折り重なった車:引き波の通り道となった箇所に車や被災物が折り重なっています。当時、引き波によって流された家が校舎と校舎の間に挟まり、宙に浮いた状態になっていました。



教育旅行や視察研修向けに、語り部ガイド(90分)や防災セミナー(60~90分)の有料体験プログラム(要予約)もあります。

<入館料>
一般個人600円、高校生400円、小・中学生300円
団体(30人以上※要予約)はそれぞれ100円引き

<休館日>
毎週月曜、祝日の翌日(土日・GWを除く)、年末年始

<特別開館日>※曜日、祝日に限らず開館する日
毎月11日、9月1日(防災の日)、11月5日(世界津波の日)


詳細はウェブサイトをご覧ください。
気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館 ☞ http://www.kesennuma-memorial.jp/







(お&まる。)

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現在、名取市閖上(ゆりあげ)の日和山・慰霊碑周辺は、震災メモリアル公園を作る工事が進められています。
工事にともない、駐車場・トイレの位置が、日和山北側に変わっています。

★仙台方面から県道閖上港線を海側へ進み、日和山手前にある「日和山・水産加工団地へ」の看板を左折。駐車場から歩行者専用通路を利用して日和山・慰霊碑へ。

また、日和山の一部も工事中のため、参拝の際はご注意ください。

(お)

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3月10日(日)、青葉区の仙台国際センターで「仙台防災未来フォーラム2019」が開かれます。
東日本大震災の経験と教訓を未来へつなぐため、関係機関・企業・団体・学生がセッションやワークショップなどを通して日頃の取り組みを発信し、一緒に防災啓発のあり方を考えます。

今回のテーマは、「主役はマルチステークホルダー わたしたちが知る・行動する 防災の未来へ」。
国籍や性別、年齢、職業などによらない多様な立場の人々が、防災・減災に関心を持ち、学び、考え、協力し、災害に強い社会を目指します。

今回は当センターもプレゼンテーション部門で参加します!
「ツーリズムの特徴を活かした復興支援と教育旅行による未来づくり」と題して、7年半の活動とニーズの変化、教育旅行の展望などを発表します。
3月10日(日)仙台国際センター展示棟会議室にて16時からです。

仙台防災未来フォーラム2019 ☞ https://sendai-resilience.jp/mirai-forum2019/

(お)