スタッフブログ

新しい施設や季節のイベント、地域が誇る絶品グルメなど、みやぎの今を幅広く発信!
日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

山元町 2018.11.30

被災地に音楽を in 山元町

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11月28日、山元町の「つばめの杜ひだまりホール」で、日本フィルハーモニー交響楽団の有志による演奏会がありました。

日本フィルでは震災後、「被災地に音楽を」として被災地各地での演奏活動を継続して行っており、今回の演奏会で260回目になります。
山元町での演奏は平成28年に子供を対象とした音楽ワークショップに続いて2回目。今回は大人にもぜひ聴いてほしいと山元町生涯学習課が企画しました。

今回の演奏は、トランペット・ホルン・トロンボーン・チューバの金管五重奏。
プロの演奏を間近で聴けるとあって会場は満員になり、追加で椅子が設置されるほどの大盛況となりました。

演奏会は45分。演奏者によるユニークな曲解説や楽器紹介などをはさみ、亜麻色の髪の乙女やトトロメドレーなど7曲が演奏され、金管楽器が奏でる表情豊かな音色に130人を超える聴衆が聴き入りました。

会場となった「つばめの杜ひだまりホール」は交流・防災センターとして昨年建設されました。1階には防災情報コーナーがあり、震災当時の状況をパネルや模型、映像を使って分かりやすく伝えています。災害時には防災拠点の役割を担い、避難所として機能します。

つばめの杜ひだまりホール:http://www.town.yamamoto.miyagi.jp/soshiki/20/8035.html
日本フィルハーモニー交響楽団「被災地に音楽を」:https://www.japanphil.or.jp/community/volunteer


(まる。)

気仙沼市 2018.11.20

秋の煙雲館庭園

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気仙沼市松崎片浜にある国の名勝「煙雲館(えんうんかん)庭園」が、25日(日)まで一般公開されています。※21日(水)は休園

煙雲館は、仙台藩上級家臣・鮎貝氏歴代の居館で、近代文学者・落合直文の生家としても知られます。モミジやクロマツ、ツツジなどが彩りを添える回遊式庭園は、江戸時代前期に造られたとされ、岩井崎や大島など気仙沼湾の眺望も楽しめます。

煙雲館:気仙沼市松崎片浜197
 BRT松岩駅から徒歩約5分。
 東北自動車道一関インターから車で約70分。

(お)

名取市 2018.11.09

「佐々直」旧工場解体

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名取市閖上(ゆりあげ)に残されていた水産加工業「佐々直」旧工場の解体が、今日から始まりました。
東日本大震災から7年8カ月の間、ここを訪れる人に津波の恐ろしさを伝えてきた遺構です。

震災翌年の様子です。
今日は解体前に関係者の方々が集まって記念写真を撮り、建物に感謝の気持ちを伝えたそうです。
僕も7年間見続けてきたので、とても感慨深い。

これからこの地域は、震災メモリアル公園に生まれ変わります。

(お)