12日、英国籍の大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」（全長290m、定員2,706名）が、石巻港に寄港しました。
港から、仙台や塩竃を周遊するツアーバスやタクシーが次々出発し、中央2丁目の「いしのまき元気いちば」には10分間隔でシャトルバスが出ました。

元気いちば周辺は、外国人観光客のみなさんでいっぱいに。
今回は地元をはじめ関係機関・団体が一丸となって、訪れた人たちが街歩きをじゅうぶん楽しめるように、各所へ観光ガイドと通訳員を配置し、積極的に声がけをしました。
市中心部では、漫画のキャラクターに扮したスタッフとの記念撮影や、石巻こけしの絵付け、茶道・書道など、日本の文化を知ってもらう体験プログラムも。
石巻市復興まちづくり情報交流館では、東日本大震災の被害と復興を学ぶ企画を実施しました。

大型客船の誘致は、石巻市、東松島市、大崎市、女川町、松島町、県などでつくる「石巻港大型客船誘致協議会」が積極的に進めています。今回を含み、今年度は3隻の豪華客船（「ダイヤモンド・プリンセス」、「オーシャンドリーム」、「ぱしふぃっくびいなす」）が計5回石巻に入港する予定です。

（お）