県内その他地域 2019.09.12
大崎市で台湾人を知るセミナー
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台湾人観光客をより効果的にもてなそうと、台湾の文化や風習を学ぶセミナーが、大崎市鳴子で開かれました。(主催:大崎市)
サービス業など市内の関係者ら30人が参加。台湾出身で南三陸町国際交流協会理事の佐藤金枝さんを講師に招いて、日本との国民性の違いや台湾人の好き嫌いを学び、異文化への理解を深めました。
また、おもてなしに必要なコミュニケーション能力を高めるグループワークも実施。この夏、鳴子の旅館などでインターンシップを行っている台湾の大学生を相手に、レストランや買い物の場を想定した中国語での会話を練習しました。
大崎市を訪れる外国人旅行者の半数近くが台湾人とのこと。台湾から日本へは飛行機で片道3時間、仙台空港でも3時間半ほどです。台湾は日本への好感度が非常に高く、東日本大震災では多くの寄付・協力が寄せられました。
参加者は今回のセミナーで台湾をより身近に感じ、宮城への誘客拡大に決意を新たにしたようです。
(お)