宮城県の秋保と山形県の山寺を結ぶ林道「二口線」が、先月全線開通しました。
総距離約19キロメートル。所要時間は車で片道1時間あまり。途中で名勝「磐司岩（ばんじいわ）」や「姉妹滝」、「二口峡谷」などの雄大な自然が楽しめます。
以前は紅葉シーズンのみ越境が可能でしたが、今回の全線舗装化で冬季を除いて通れるようになりました。
宮城県は年間の交流人口を4～5万人と見込んで、仙山交流の拡大や観光振興に期待を寄せています。
（※マイクロバス以上は通行不可。夜間通行止め）

宮城県側の林道入り口は秋保ビジターセンター前にあります。

舗装路とはいえ道幅が狭いので、ゆっくり進みましょう。（時速20㎞）

手つかずの自然を満喫。ハート型の石発見。

国指定名勝の「磐司岩」。高さ80～150メートルの垂直な岩が、屏風のように約3キロメートルにわたって連なります。

展望台からの眺め。ここは本当に仙台市なのか？と思いました。紅葉シーズンにもう一度来てみたいです。

「交易の要路」としてたくさんの人が通ったかつての街道を想像しながら、のんびり辿ってみませんか。

（お）