全般 2019.09.18
LGBTに理解を「仙台プライドジャパン」
一般社団法人日本LGBT機構主催の「仙台プライドジャパン」が、16日に仙台市で開かれました。
誰もが安心して生活できるよう、LGBTへの理解を深めるイベントで、仙台初の「レインボーパレード」にはLGBT・支援者のみなさん100人以上が参加しました。
LGBTを表明して活動する仙台出身のシンガー・ソングライター清貴さんもパレードに参加。途中機材のトラブルで音楽が止まったものの、清貴さんを筆頭にみんなで歌いながら最後まで歩き続ける姿に、大きな拍手がおくられました。
メーン会場の勾当台公園市民広場には音楽ステージやグルメブースが設けられ、雨にもかかわらず多くの人が立ち寄りました。清貴さんと、清貴さんが活動する「SING FOR JOY 」コーラスメンバーの方々の歌のメッセージは、多くの人の心に響いたと思います。僕はすでに最初の「The Only One」で鳥肌が立ち、体がジーンと熱くなりました。
今回のイベントは、きっと誰かの新しい一歩につながったと思います。
清貴さん(写真中央)。純粋さと思いの強さに心を打たれました。
近年、LGBTに特化したツアーが話題になっています。今や海外の観光都市で「LGBTツーリズム」は大きな市場に発展。昨年度、震災からの復興を目的に、復興庁の「新しい東北」交流拡大モデル事業に選ばれた「目指せ!ダイバーシティ東北【LGBTツーリズム】」では、東北6県でのセミナー開催や、海外のLGBTを招いたツアーなどが実施されました。
震災被害に遭った東北・仙台から、LGBTへの理解を国内外に発信し、交流が広がるといいですね(*^-^*)
(お)