スタッフブログ

新しい施設や季節のイベント、地域が誇る絶品グルメなど、みやぎの今を幅広く発信!
日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

全般 2020.01.22

3.11伝承ロード

拍 手1

東日本大震災の記憶や教訓を広く伝えるため、青森・岩手・宮城・福島に点在する震災伝承施設をネットワークで結び、防災・減災への学びと備えに取り組む『3.11伝承ロード』。震災遺構やモニュメントの案内マップや標識の設置で、より広域的な震災伝承を展開し、訪れる人が震災の教訓を効果的に学べる仕組みをつくる活動です。

昨年8月、震災の経験や記憶を産学官民が連携して伝承しようと、国土交通省、被災4県、仙台市、東北大学、民間団体が参加し、「一般財団法人3.11伝承ロード推進機構」を設立しました。
機構は『3.11伝承ロード』を基盤に、教訓と復興の歩みを国内外に発信し、被災地の振興や交流人口拡大と防災力向上を目指します。
基本メッセージは「教訓が、いのちを救う」。備えることで救えるいのちがあること、学ぶことで助かる命があることを、多くの人に知ってもらいます。
今後は情報発信のほかにも、防災教育・研修プログラムの開発・提供や、伝承施設を活用したツーリズムの支援、防災・減災の調査・研究などの事業を計画しています。

情報を点から線へ、さらに面へと広げ、震災伝承のプラットフォームを構築する機構の活動に、大きな期待が寄せられています。


●一般財団法人3.11伝承ロード推進機構 ☞ http://www.311densyo.or.jp/

(お)