県内その他地域 2020.01.17
丸森「へそ大根」
拍 手3
丸森町に伝わる冬の特産品「へそ大根」(凍み大根の一種)。
皮をむき、厚さ2.5センチで輪切りにした大根を大鍋で茹で、串に刺して1カ月ほど寒風にさらして乾燥させた保存食です。夜の寒さで凍って、昼の日差しで溶けて・・を繰り返すことで水分がとんで旨味が凝縮し、飴色のへそ大根が出来上がります。串を刺した穴が「へそ」のように見えることから「へそ大根」と呼ばれています。
今季は台風19号の被害で生産量が減ってしまいましたが、農家やボランティアの皆さんの努力により、町内の直売所などで販売されています。
写真は丸森物産いちば八雄館で買った「へそ大根」。へそ大根を使った料理は、煮物のほかポトフやキムチ、肉詰めなど様々です。ぜひいろいろ試してみてください。同館では、町内で採れた新鮮な野菜や加工品、そうざいなどを販売しています。また、町内の飲食店では「へそ大根」を使ったメニューも楽しめます。
※現在も一部通行止めや片側通行の道路がありますので、ご注意願います。
●丸森町観光案内所 ☞ http://marumori.jp/
(お)