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気仙沼市 2020.12.25

教育旅行受入プログラム検討会を開催しました

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先日、宮城県観光課、宮城県観光連盟、気仙沼市産業部観光課の皆様との共催により、「学習指導要領の改訂に伴う教育旅行受入プログラム検討会<気仙沼会場>」を開催致しました。
気仙沼地域の教育旅行受入関係者の皆様と共に、教育現場におけるSDGsへの取組みや教育旅行の今と背景、更に魅力あるプログラムに磨き上げるポイントを学びました。

講師にはSDGsや探究学習を軸とした教育旅行の企画やプログラム開発に携わる、株式会社JTB教育事業ソリューションセンターの及川様をお招きし、教育現場の変化とそれに伴う教育旅行の多様化についてご説明頂き、その後グループでのワークショップを行いました。

「問いづくり」ワークショップでは、気仙沼市を撮影した写真から、その写真を見て思いついたたくさんの「問い」を次々に出し、それを分類し優先順位を付け、重要視した意図・理由を明確に認知するという、探究学習の鍵となる「課題の設定」について体感しました。

「事業創造ワークショップ」ではビジネスモデルキャンバスを利用し、グループ内1事業者の事業についてSDGsや探究的な学習の視点を取り入れながら、事業としてどのような繋がりを持ちどのような価値を提案できるかなどについて全員で意見を出し合いました。

重点的に考えるポイントの「提供価値」については、各グループで活発な意見交換がなされ、そこには「地元素材を使ったものを食べて欲しい」「震災について身近に感じて欲しい」「気仙沼の自然の中で体験したことを生きる力に繋げて欲しい」という熱い思いがありました!

参加した皆さんからは、他の事業者のプログラムを考えることにより、自分が展開するコンテンツを改めて考えたり、更に面白いものにできると感じたとのご意見を頂きました。

講師の及川さんからは、様々な立場の人々が様々な視点を持ち協力し合い、地域全体で教育旅行の受け入れに取り組むことが大切とのお話がありました。

今年度は塩竈市でも同様の検討会を開催しています。
今回の検討会をきっかけに更に地域の連携を深め、魅力的なプログラムを創造していけるよう、当センターもお手伝いしていければと思います。

※会議は感染症拡大防止対策を取り実施致しました。
・講師、参加者、運営スタッフの会場入場時の体温測定と手指消毒、会議中のマスク着用
・会場の広さの確保と定期的な換気
・ワークショップ開催時のアクリル板仕切り設置



(N)