内容

【見学コース】※職員がご案内いたします。自由見学はできません。

１．解説
仙台市の下水道事業、南蒲生浄化センターの役割、どのように下水を処理しているのか、処理の仕組みについてわかりやすく伝えます。

２．動画視聴
動画① 南蒲生浄化センターの仕事（約11分）
動画② 「３.１１の記録・証言」（約13分）
震災当日の職員の証言記録、復旧した南蒲生浄化センターがどのような機能をもって生まれ変わったかを紹介します。
※津波の映像が流れます

３．施設案内①　屋上見学（約15分）
南蒲生浄化センターの全景を見ながら、新たに整備された各施設の概要を説明します。
敷地面積23.48ヘクタール（野球場のグランド20個相当）もの広大な敷地と太平洋を一望できます。

４．施設案内②　第３ポンプ室見学（約15分）
震災で高さ10.4メートルの津波が襲った第3ポンプ室を見学します。
建物は3階建ての鉄筋コンクリート造ですが、津波の力により海側の壁面が大きく湾曲しています。
南蒲生浄化センター内で震災の被害を受けたまま残っている唯一の建物であり、津波の威力と恐ろしさを感じることができます。

教育旅行のポイント

・東日本大震災の被災状況や、人々の生活を支えるインフラを守るため、高い職業意識を持ち復旧に奔走した職員の思い、その背景と重要性を学べます。
・「よりよい復興（Build Back Better）（※）」の考え方のもと、震災の教訓を生かし、災害に強く、環境にも配慮した未来志向型の施設へと生まれ変わった復旧までの経過を知り、災害からの復旧・復興のあり方を学びます。
・日常生活で使われた排水などをきれいな水にして海へ戻す浄化センターの役割や水と衛生との関わりから、水環境を守ることへの意識を高めます。
※よりよい復興（Build Back Better）：災害からの復興段階において、災害前よりも災害に強い状態に再建するという考え方

お問合せ