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中野ふるさとYAMA学校/まち歩き語り部

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仙台市

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更新日:20241120

東日本大震災で災害危険区域に指定された仙台市沿岸部の蒲生地区。防災集団移転により住民が各地に散り散りになり、地域の子どもたちが通った仙台市立中野小学校は閉校になりました。中野ふるさとYAMA学校は、住民が再び集まり未来を語ることができるよう、蒲生地区に住んでいた住民などが中心になり発足、“日本一低い山”日和山や、津波被害からの再生が進む“自然の宝庫”蒲生干潟などをめぐり、地域の歴史や自然の魅力、震災前の暮らしや震災の教訓などを伝えています。

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概要

所要時間
120分
料金
3,000円(税込)
  
受入人数
30名(30名以上の場合は要相談)
定休日
年末年始
受入時間
9:00~15:30
備考
ガイド待ち合わせ場所「なかの伝承の丘」のある(仮称)蒲生北部2号公園は整備中です。一般車両の乗り入れはできますが、大型バスなどの大型車両は入れませんのでご注意ください。(2024年10月現在)

なかの伝承の丘((仮称)蒲生北部2号公園内)
〒983-0002 仙台市宮城野区蒲生5丁目30


団体・施設からのメッセージ

中野ふるさとYAMA学校は東日本大震災後、中野小学校区の住民と地域住民を中心に立ち上げました。地元のシンボル「仙台蒲生日和山」を軸とした地域交流、歴史・文化の継承、県内外からの視察団体に震災を伝え防災につなげる語り部の活動を行っています。伊達藩の物流拠点、御蔵跡、日本一長い貞山運河、日本一低い日和山、生命の楽園蒲生干潟を散策、観察しながら震災を学びましょう。

内容

東日本大震災の甚大な津波被害により、災害危険区域に指定された仙台市宮城野区の蒲生地区。まち歩き語り部では、中野ふるさとYAMA学校のメンバーの案内で、日和山や蒲生干潟など地域に残る貴重な街の宝をめぐります。震災がもたらした被害や教訓、古くから栄えた街の歴史や文化、自然の脅威や素晴らしさなど、まち歩きを通じて、かけがえのないものを守り続ける活動にふれてみませんか。参加者には、ガイド終了時に日和山の登頂証明書をお渡しいたします。

教育旅行のポイント

・中野ふるさとYAMA学校メンバーの東日本大震災の教訓から、地震発生時、瞬時の判断が生死をわけたことを知り、地域で起きた過去の災害、地理的特徴を把握した上での防災対策が、命を守るための早く正しい行動につながることを学びます。
・蒲生地区での豊かな海べの暮らしや、生き物たちのすみかである蒲生干潟と住民との関わりから、脅威となる自然が一方では恵みをもたらすものであることを学び、自然とのつきあい方を考えることができます。
・街の宝をめぐるプログラムを通じて、地域の歴史や文化に関心を持つことで、地域との関わりや、ふるさとの良さを知り、ふるさとを誇りに思う気持ちを育むことへとつなげます。

お問合せ

中野ふるさとYAMA(やま)学校
080-3324-2678(代表:佐藤)
受付時間:9~17時

案内コース例

まち歩き語り部

<蒲生の“日本一”を散策し歴史と震災を学ぶ>

ガイド待ち合わせ

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なかの伝承の丘(仙台市立中野小学校跡)

震災で甚大な被害を受け廃校になった旧中野小学校跡地に造られた追悼と鎮魂の丘。丘の階段の途中には津波到達高が記されています。
蒲生干潟に羽ばたくコアジサシを刻んだ慰霊塔「希望の鐘」、中野4町会の歴史を伝えるモニュメント、中野小学校閉校記念碑などがあります。

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蒲生なかの郷愁館

杜の都バイオマス発電所内に設置された震災伝承施設。地域の歴史、自然と共にあった人々の暮らし、中野小学校の思い出、工業用地として発展を続ける現在など、移り変わる地域の変貌や現在の役割について、写真やイラストを交えたわかりやすい解説文で紹介しています。

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高砂神社

仙台藩三代藩主伊達綱宗公が、日本一長い運河群を構成する「貞山運河」の成就を祈願して建立した神社。周辺の景色が似ている「播州高砂浦」にちなんで名づけられたと言われています。津波で本殿や鳥居などが流失し、令和3年現在地に移転再建されました。

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津波に耐えたクロマツ

伊達政宗公が整備したとされる海岸防災林。見事な松林は津波で流失しましたが、数本が耐え残り保存されました。
貞山運河を暗渠化した道沿いにあります。

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登山

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“日本一低い山”蒲生日和山

震災前は約6mの標高がありましたが、震災で地盤沈下し津波の直撃を受け標高3mになり、国土地理院による調査で日本一低い山として認定されました。
7月第一日曜日の山開きでは毎年多くの人でにぎわいます。

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散策・ガイド終了

蒲生干潟

コアジサシ、コクガンなど越冬する渡り鳥や豊かな水生生物が生息し、四季折々に見られる美しい光景が広がる市民の憩いの場。
津波の直撃を受けて一時は消滅が危惧されましたが、現在は力強く再生が進んでいます。

蒲生日和山 登頂証明書の発行

仙台市高砂市民センター

個人で日和山に登山された方へ登頂証明書を発行しています。窓口で日和山登頂時の写真をご提示ください。
※当サイトのまち歩きプログラムに参加の方には、ガイド終了時に登頂証明書をお渡しいたします。

 所在地:〒983-0014 仙台市宮城野区高砂1丁目24-9
 電話番号:022-258-1010
 受付時間:9:00~21:00
 休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始
 アクセス
 電車:JR仙石線 陸前高砂駅下車徒歩約10分
 バス:仙台市営バス 高砂二丁目下車徒歩約5分(蒲生(6号公園住宅終点)行)
 車:仙台東部道路 仙台港ICより車で約1分

 ※なかの伝承の丘や日和山のあるエリアからは車での移動が便利です。
  ・なかの伝承の丘~高砂市民センター車で約7分
  ・日和山~高砂市民センター 車で約9分

 ※大規模修繕工事のため、令和7年1月5日(日)から休館予定です。
  休館後の登頂証明書のお渡し方法は詳細が決定次第お知らせいたします。

コースマップ