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蒲生なかの郷愁館

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仙台市

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更新日:20241107

東日本大震災の津波被害をうけ、災害危険区域に指定された仙台市宮城野区の蒲生地区。震災前は約3,000名が暮らす住宅地でしたが、現在は工業用地となり仙台港に隣接する一大産業拠点として姿を変えました。
蒲生なかの郷愁館(※)は、杜の都バイオマス発電所内に設置された震災伝承施設。蒲生地区に住まわれていた方々が旧交を温め、訪れる方が土地の記憶や未来を想像する場になることを願って作られました。地域の歴史、自然とともにあった人々の暮らし、震災で閉校した中野小学校の思い出、暮らしを支えるエネルギーに関する展示から、移り変わる地域の変貌や現在の役割を学べます。
※蒲生なかの郷愁館:施設名の“蒲生なかの”は、蒲生地区、中野小学校の通学区域を表しています。

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概要

営業・開館時間
10:00~16:00
定休日
毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土・日曜日、祝日を除く)、年末年始(12月29日~1月4日)、臨時休館日
料金
入館・案内とともに無料
所要時間
自由見学:30~45分
予約
見学予約は不要
案内をご希望される場合は事前にご相談ください。「なかの伝承の丘保存会」、または展示の制作チームの方々が案内を行います。

※申し込み方法はHPを参照 蒲生なかの郷愁館HP https://mmb-energy.jp/visit/
※杜の都バイオマス発電所の見学も別途行っています。見学希望日の1か月前までに、webサイトからお申し込みください。(原則10名より対応)
収容人数
30名程度

団体・施設からのメッセージ

ここ「蒲生なかの郷愁館」は、震災伝承だけの展示ではなく、太平洋に面して開かれた平野「蒲生なかの」の歴史や蒲生干潟の自然、そしてその地の人の暮らしや風景を展示し、人々が集まり、昔を懐かしむ場所として、設置しております。構内には地域の自然を蘇らせるべくビオトープを設置し、また、館内では定期的に内容を入れ替える企画展もありますので、近くにいらした際にはお立ち寄りいただければと思っています。

内容

<蒲生なかの郷愁館>
展示は5つのエリア、企画展コーナー、そして中野小学校で大切に守られてきた樹齢約350年の杉の切り株で構成されています。藩政時代に米を仙台城下へと運ぶ中継拠点として繁栄した地域の歴史、蒲生干潟などの自然とともにあった人々の暮らし、震災により143年の歴史に幕を閉じた中野小学校、暮らしを支えるエネルギーなど、写真やイラストを交えたわかりやすい解説文で紹介。展示内容の企画と運営は地区の旧4町内会で作られた「なかの伝承の丘保存会」と展示の制作チームの方々が担っており、展示物の案内も行っています(要相談)。また、仙台市と連携した震災伝承に係るイベント等も実施しています。

・地域の歴史
・豊かな生態系が残る場所
・中野小学校の記憶
・地図で見る蒲生なかの地区
・暮らしを支えるエネルギー
・企画展コーナー
・中野小学校 杉の木の切り株

<杜の都バイオマス発電所>
「環境負荷の少ない未来思考の発電所として、被災地域のシンボリックな存在になれば」との思いのもと、合同会社 杜の都バイオマスエナジーが設置したバイオマス発電所。将来的なエネルギー対策への意識を高めてもらえるよう、工場見学を行っています。
蒲生地区にバイオマス発電所を建てた背景、地域の方との関わり、地球温暖化防止に貢献する再生可能エネルギー事業、カーボンニュートラル達成の実現に寄与するバイオマス発電の仕組みなどについて、構内をめぐりながら分かりやすく解説します。

所要時間:60~90分
行程:①会議室での説明  ②構内一周の見学ツアー
人数:10~30名程度(原則10名から受け付けています)
学校団体の場合は2クラス(最大60名程度)の受け入れも検討しますのでご相談ください。
見学料:1名500円(税込)※教育課程における校外学習等の場合は無料

見学希望日の1か月前までに、webサイトからお申し込みください。
※申し込み方法はHPを参照 https://mmb-energy.jp/visit/


教育旅行のポイント

・東日本大震災で災害危険区域になり、居住することができなくなった仙台市宮城野区の蒲生地区。地域がたどった歴史、出来事、自然などを伝える展示から、そこに住んでいた方々の暮らしを想像し、今もなお変化し続ける地域の姿、土地の記憶を未来へと継承して行こうとする人々の力強さを感じることができます。
・故郷を想う展示を通じて、ふるさととは何か、どのような存在か、どのように考えるかなど、ふるさと教育のおおもとになる問いに関連づけて学ぶことができます。
・バイオマス発電所の見学も併せて行うことができます。蒲生なかの郷愁館は、「杜の都バイオマス発電所」を運営する杜の都バイオマスエナジーが地域の伝承施設を望む住民の声に賛同し発電所内に設置しました。

お問合せ

蒲生なかの郷愁館
info●mmb-energy.jp(●を@に変更してください)

アクセス

所在地
〒983-0002
宮城県仙台市宮城野区蒲生4丁目1-1(杜の都バイオマス発電所管理棟1階)
駐車場
杜の都バイオマス発電所内には来館者用の駐車場はございません。近隣の駐車場をご利用ください。
車でのアクセス
仙台東部道路 仙台港ICより約8分
電車でのアクセス
JR仙石線 陸前高砂駅より仙台市営バスに乗車し「蒲生・なかの伝承の丘前」(所要約8分)にて下車後、徒歩約3分