スタッフブログ

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日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

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東日本大震災に関連する本のなかで、僕が一番ためになったエッセイ漫画「ナガサレールイエタテール」(2013年・太田出版)。宮城県山元町出身のマンガ家/イラストレーターのニコ・ニコルソンさんが経験した、ひとつの復興の物語です。

描かれるのは、母娘三代が力を合わせて、津波で流された実家を再建するまで。
震災直後の一般家庭の混乱や、助け合いと寄せられる支援、役に立つものと立たないもの、家屋の被害判定と建築制限、盗難や詐欺に至るまで、被災地で日々起こっていたことがよく分かります。想定外の震災の後に起こる、想定外の問題。それらはまぎれもなく、震災の教訓です。

次々に立ちふさがる難題を、戸惑いながらも明るくたくましく乗り越える姿は多くの感動を呼び、同書は第16回文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品に選ばれました。

時は流れて2020年。後日譚となる描き下ろしを新たに収録した「完全版」が刊行されました。2013年版は151ページ、今回の完全版は167ページです。初めて読む方はもちろん、前作を呼んだ方にもおススメします。ほろっと泣いたり、くすっと笑ったりした後に、きっとあったかい気持ちになれますよ。
(ニコさんの作品は震災と家族をテーマにしたものが多く、どれもつながりがあるのでコレクションしています。「ナガサレール~」の初版本はサイン入りです。うふふ)

また、ニコさんは、山元町が誇る旨いもの・優れた産品・特有の文化などをブランド化してPRする「やまほど、やまもと。」のロゴマークをデザインしています。町を訪れた際はぜひマークを見つけてくださいね。

ニコ・ニコルソンさんTwitter


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全般 2020.03.05

11日に黙とうを

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各地で東日本大震災追悼式典の中止が発表されています。
僕が毎年参加している「閖上の記憶」の追悼イベントも、今年はなくなりました。フェイスブックには、14時46分に黙とうをするだけでも充分思いは通じる、と書かれています。

ことしはどこで黙とうをしようかまだ決めていませんが、多くの人が安全な環境で、同じ時間に同じことを考えられればいいなと思います。

閖上の記憶 ☞ https://tsunami-memorial.org/

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仙台市太白区の秋保「木の家」珈琲館で、冬のランチ「柚子香る和風ドリア」をいただきました。

味噌風味のバターライスに柚子胡椒入りのホワイトソースをかけ、甘い冬野菜をたっぷりトッピング。オーブンでこんがり焼き上がった姿は彩りも豊かで、目と鼻と舌で楽しめる料理です。別添えの柚子胡椒も程よいアクセントで美味しさアップ。器も素敵です。
ドリンクとセットで税込1,500円。単品は1,250円です。

ほかにも、秋保の手わざと手しごとを贅沢に味わう一日10食限定の「秋保御前~冬~」や、健康食材を使った雑炊など、ヘルシーで奥の深いメニューがそろっています。
都会の喧騒を離れ、木のぬくもりを感じながら楽しむ絶品ランチはいかがですか?

仙台近郊・秋保 木の家 ☞ http://akiu-kinoie.co.jp/

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