全般 2019.06.07
台湾の高校生が教育旅行で宮城に
台湾の高校生が教育旅行で登米市や東松島市、南三陸町を訪れ、地元の農家や高校生と交流しました。
訪れたのは、いずれも国立の虎尾高級農工職業学校と、曾文高級農工職業学校の生徒17人。
一行は東松島縄文村歴史資料館や松島を訪問した後、民泊先の登米市へ。登米市が海外からの教育旅行を受け入れるのは、今回が初めてです。地域おこし協力隊の安食俊介さんが、市グリーンツーリズム推進協議会に働きかけて実現しました。
中田農村環境改善センターで開かれた入村式には登米市長も訪れ、台湾から送られた復興支援への感謝と、歓迎の言葉を述べました。
地域の伝統芸能「佐沼太鼓」のメンバーといっしょに、衣装を借りて迫力の演奏を体験。
市内の農家に泊まり、いっしょに料理をしたり、浴衣を着せてもらったりして、日本文化を体験。協力隊の安食さんや民泊先の皆さんのおもてなしへの意気込みが実を結び、翌日にはすっかり打ち解け、離村式では互いに涙を流しながらの別れとなりました。
登米総合産業高校では授業にも参加し、日本の農業や工業について学びました。南三陸町では震災語り部の話を聞き、YES工房で復興グッズ「オクトパス君」の色塗りを体験。全行程を無事に終えました。
(お)
名取市 2019.06.04
北釜防災公園
名取市北釜の集団移転跡地に、市の防災公園ができました。
ジャングルジムや滑り台などの遊具のほか、津波発生時の緊急避難場所になる丘もあります。
空港の近くなので、遊具に出発ゲートが。
飛行機の離着陸や仙台空港アクセス線を眺めながら遊べます。家族連れにぴったりの公園です。
(お)
名取市 2019.05.30
名取市震災メモリアル公園
東日本大震災で被災した閖上地区に、名取市が造成した「震災メモリアル公園」。閖上のまちびらきに合わせて今月オープンしました。
震災の記憶と教訓を未来に語り継ぎ、人々が集い憩える空間です。
園内は、鎮魂と伝承、憩いを図るエリアで構成されています。
昭和三陸津波(1933年)の教えを伝える石碑。
日和山。
日和山頂上から。奥が遺構の広場です。
「遺構の広場」には、閖上小学校前歩道橋の一部と、すずらん灯(街灯)があります。
慰霊碑、歌碑、芳名板のある「祈りの広場」。佐々直旧本社工場のあった場所は、「憩いの広場」になりました。あずまやのほか、東側には海が眺められる丘もあります。
(お)