スタッフブログ

新しい施設や季節のイベント、地域が誇る絶品グルメなど、みやぎの今を幅広く発信!
日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

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Known as The cat island, Tashiro-jima is a small island in Ishinomaki City, in Miyagi Prefecture.
Surrounded by cobalt blue sea, this island still has magnificent nature that remains untouched. The climate is mild and easy and you can see many big tab (Thunbergii) usually grown in temperate areas.

The main industries of the island is fishery. There are two villages on the island, Nitoda and Odomari.
Great East Japan Earthquake on March 11, 2011, caused major damage, but due to hard restoration work, the electricity and water supply was recovered in July and the shipping route was fully restored in January of the following year.

Before 10 years ago, fisherman were the only people who care to Tashirojima, but it was introduced in the media as “cat island” ”cat paradise”, now many people from all over the world come to see the cats.

猫の島として知られる田代島は、宮城県石巻市にある小さな離島です。
コバルトブルーの海に囲まれたこの島には、今も手つかずの雄大な自然が残っています。気候は温暖で過ごしやすく、温帯地域に自生するタブの大木が多く見られます。

島の主な産業は、定置網や刺し網、養殖などの水産業で、南部の仁斗田地区と北部の大泊地区のふたつの集落があります。
2011年3月11日の東日本大震災では大きな被害に遭いましたが、懸命な復旧作業により7月には電気・水道が、翌年1月には船の航路が完全に復旧しました。

かつて、島を訪れるのは少数の釣り客くらいでしたが、10年ほど前にメディアで「猫が多い島」「猫の楽園」と紹介されてからは、猫を見に世界中から多くの観光客が訪れるようになりました。

Access to the island utilizes the “Ajishima Line”. Since the ferry operates several times per day, we recommend using one departing in the morning if you want to take your time on the island.

On the island, in addition to .the inn, there is a lodge Named “Manga Island” you can enjoy.

Cats of Tashiro Island are said to be somewhere between domestic and stray they are called “regional cats” that live in the lives of people. Food is given by the islanders, so, tourists are not allowed to feed them.

In Tashiro Island where the production of Mayu was popular long ago, a cat was kept in order to protect Mayu from rats. Also, on the island, cats once believe to play a role as a guardian of large catches, fisherman predicted weather by the behavior of cats.

島へのアクセスは「網地島ライン」を利用します。フェリーは一日数便の運航なので、島でゆっくりしたい方は午前の一便の利用をおすすめします。

島には民宿のほか、夏のキャンプを楽しめる「マンガアイランド」が整備されています。

田代島の猫は、飼い猫と野良猫の中間の存在で、人々の生活に溶け込んで暮らす「地域猫」と言われています。エサは島民が与えているので、観光客が与えてはいけないようです。

昔、マユの生産が盛んだった田代島では、マユをネズミから守るために、猫が大事に飼われていました。また、島では猫を大漁の守り神としても大切にし、漁師たちは猫の動作などから天候や漁を予測していたそうです。

Those cats in the spots are friendly, you might want to pet them. However, please be careful when you do. As every cat owner knows, cats can bite.

港から集落へ向かって歩いていくと、猫たちが集まるスポットがいくつかあります。人馴れしていますが、基本的に野生の猫なので十分気を付けてください。

Everybody loves Hokurochan, Island’s princess.

島のアイドル「ほくろちゃん」。クールビューティー!

In the center of the island, there is a “cat shrine” the worships the cat God.

島の中央には猫神様を祀った「猫神社」があります。

Cats live peacefully in the where the traces of the earthquake still remain.

震災の跡が残る土地でゆっくり暮らす猫たち。

On the island, there are cats living on the beach, in the mountain, and in the village, they are all unique and fun.
Come to Tashirojima where you can learn truth meaning of “cat nap”!

島には浜で生活する猫と山で生活する猫、集落で生活する猫がいて、それぞれ個性的な面々がそろっています。
まるで時間がゆっくり流れているような島でのんびりしながら、猫たちと戯れてみてはいかがですか?

○Use public transportation
1. About 60 minutes by JR rapid Senseki line from Sendai station to Ishinomaki station or about 85 minutes by JR local Senseki line from Sendai station to Ishinomaki station.
2. About 20 minutes by Miyagikotsu bus from JR Ishinomaki station to the docking station “Ajishima Line”.

○By car
1.About 40 minutes from Sendai Higashi IC to Ishinomaki Port IC using Sanriku Expressway.
2.About 20 minutes form Ishinomaki IC to the dock.

◎From the dock in Ishinomaki to Tashiro island
 About 50 minutes.One way ticket 1230 yen.
※For the shipping time and fee, please visit the website.→http://ahishimaline.com/

アクセス
○公共交通機関を利用
・JR仙石線で仙台駅から石巻駅まで 快速約60分・各駅約85分
・JR石巻駅から宮城交通バスで船着場「網地島ライン」まで約20分
○自動車を利用
・仙台東ICから石巻港ICまで 三陸自動車道 約40分 
・石巻港ICから船着場まで 約20分 
○船着場から田代島まで
・石巻港から約50分 片道1230円
※船の時刻・料金については、網地島ラインのウェブサイトをご覧ください
 ☞  http://ajishimaline.com/


If you have any further questions, please feel free to contact us.
e-mail:miyagikanko305@ray.ocn.ne.jp

(Text :O)
(文・写真:お)

塩竈市 2018.07.18

塩竈市津波防災センター

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東日本大震災の記憶と教訓を伝えるほか、津波などの災害が起こった際には一時避難所としても機能する「津波防災センター」が、塩竈市にオープンしました。
塩釜港旅客ターミナル「マリンゲート塩釡」に隣接する同センターは、展示室と研修室、物資備蓄倉庫、シャワー室などを備え、震災から7日間の市内の被害状況を、映像とパネル、地形図などで展示しています。

展示している箱型のイスは、緊急時には集めて簡易ベッドにもなります。倉庫には1,386人分のアルファ米や水、毛布なども備蓄しています。

・住  所 塩竈市港町1-4-1
・開館時間 9:00~17:00
・料  金 入場無料(研修室のみ有料)
・休  館 月曜(祝日の場合は翌平日)

■当サイト内紹介ページ:http://miyaumi.info/search/page83.html


(お)

県内その他地域 2018.07.12

天平ろまん館

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日本で初めて砂金が採れた、宮城県涌谷(わくや)町。
県北部、奥羽山脈と北上山地の中間に位置する、美しい田園風景が広がる町です。

約1250年前、東大寺に大仏の建立を進める聖武天皇が、仏身に使う黄金の不足に苦慮していたとき、当時陸奥に赴任していた百済王敬福(くだらのこにきしきょうふく)が、涌谷で採取した砂金900両を献上。無事大仏は完成しました。
聖武天皇は大いに喜ばれ、年号を天平から天平感宝に改元。これを聞いた大伴家持は、万葉集に歌を残しました。以来、涌谷町は「大仏さまのふるさと・万葉最北の里」とも呼ばれ、歴史を今に伝えています。

国の史跡に指定されている黄金山産金遺跡にある「天平ろまん館」は、金にまつわる歴史や技術を学べるほか、砂金採り体験もできる施設です。館内には、遺跡からの出土品や資料などが展示されています。(※許可を得て撮影しています)

大仏建立や砂金採取の技術の多くは、大陸や朝鮮半島から伝わったそうです。きらびやかな装飾が映えますね。

砂金採りに挑戦!お椀の形の容器にたっぷり砂をすくい、水につけてゆっくり揺らします。砂は流れていきますが金は重いので、容器の底に沈みます。ぐるぐるぐるぐる・・・

あっ、金(約2.5㎜)発見!!小さくても感動です!

見つけた砂金は、容器に入れて持ち帰れます。

併設のレストランでは郷土料理「おぼろ汁」や油麩丼などの食事を提供(団体はバス3台まで受入可)。園内の茶屋では気軽に抹茶を楽しめます。水曜定休(団体の場合は応相談)。地域産業を学ぶ県内外からの小中学生のほか、外国人観光客も定期的に訪れているそうです。
産金はじまりの地を訪れて、壮大な歴史ロマンを体感してみませんか?

わくや万葉の里 天平ろまん館 http://www.tenpyou.jp/

(お)