スタッフブログ

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日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

仙台市 2017.04.18

荒浜記憶の鐘

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仙台市若林区荒浜の深沼海岸近くに、東日本大震災で犠牲になった方々をしのぶモニュメント「荒浜記憶の鐘」が建てられました。
高さ4メートルの人型をした柱と、津波の高さを記した球体を、かげぼうしに見立てた飛び石で結んでいます。

柱は平穏と日の出、未来をつくる復興への願いを表現し、柱から球体までの距離は津波の高さと同じ13.7メートルです。

訪れる人たちは青銅の鐘を鳴らして、鎮魂の祈りをささげています。

今月30日からは、近くにある仙台市立荒浜小学校の校舎が震災遺構として一般公開されます。

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石ノ森萬画館で第65回特別企画展『トンコハウス展「ダム・キーパー」の旅』が始まりました。

トンコハウスは、ピクサーでアートディレクターとして長年活躍した堤大介さんとロバート・コンドウさんが、アメリカで設立したアニメーションスタジオです。
純粋にものづくりを楽しみ、チャレンジし続けるふたりが作った短編アニメ「ダム・キーパー」は、2015年のアカデミー賞にノミネートされ、日本でも大きな話題になりました。

会場に入ると、サンフランシスコにあるトンコハウスの内装を再現したスペースが出迎え、一気に独自の世界へ引き込まれます。

展示はキャラクターデザインやマケット、背景、ストーリー設定などのアートワークが中心です。

「ダム・キーパー」は、いじめられっこの子ブタが主人公の、友情の物語です。

堤さんとコンドウさんが過去にピクサーで手がけた「トイ・ストーリー3」や「モンスターズ・ユニバーシティ」とは大きく違い、とても心象的な作品です。輪郭線がない油絵のような独特の色彩が重なった作画は、ほのぼのとして可愛らしいだけでなく、大きな痛みや残酷さをも感じさせます。決して軽くないテーマへの挑戦が、ゆっくりと流れる画面のなかに見え隠れしているようで、イメージが膨らみます。

ほかにも、世界の映画祭で多くの賞を受賞した最新作「ムーム」や、ソフトバンクグループ株式会社の復興支援活動のひとつ「Tomodachiソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」への、トンコハウスの協力の取り組みも紹介しています。

今回の展示は、多くの人に見てほしいというトンコハウスの希望により、すべての作品を自由に撮影し、SNSなどで拡散できます。ぜひ感じたことを広く発信しましょう。

○会 期:3月18日(土)~ 6月25日(日)
○観覧料:大人800円/中高生500円/小学生200円/未就学児無料(常設展観覧料含む)
期間中はレストランでコラボメニューを提供するほか、DVDや作品集などの関連商品を販売しています。

石ノ森萬画館 http://www.mangattan.jp/manga/
トンコハウス http://www.tonkohouse.com/jp/

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10月1日(日)、宮城県南部の沿岸地域で「東北・みやぎ復興マラソン2017」が開催されます。

被災地に誕生した公認フルマラソンで、コース全域が津波の被害に遭っています。
岩沼市・名取市・亘理町を走るフルマラソンのほか、ファンラン(6km・10月1日)、親子ペアラン(2km・9月30日)、車いすジョギング(2km・9月30日)があります。

メーン会場の岩沼海浜緑地・北ブロックでは、東北のグルメを楽しめる「復興マルシェ2017」も開催されます。

復興への道のりを肌で感じてみませんか?

エントリー受付中です。

●公式ウェブサイト http://www.fukko-marathon.jp/

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