アニメーション映画「SING」（字幕版）を見ました。

冒頭、きらびやかなステージで幼少時の主人公バスターをとりこにした伝説の舞台女優、ナナ。彼女が歌う「ゴールデン・スランバー」は、バスターの生きる道を指し示しました。歌声を担当したのは、アメリカの歌手・女優のジェニファー・ハドソンさん。誰よりも劇場を愛するバスターの原点といえるシーンを、圧倒的な歌唱力と説得力で表現しています。

私がジェニファーさんから感動と元気をもらったのは、今回で2度目です。

ジェニファーさんは、東日本大震災が発生した2カ月後に急きょ仙台を訪れ、ラジオ番組で生歌を披露し、被災した方々にエールを送りました。ビッグスターでありながら震災後すぐの訪問と、突然の悲劇を共感できるからこその力強いメッセージに、当時の私は涙が止まりませんでした。

「SING」では、それぞれのキャラクターがステージを通して新たな人生の一歩を踏み出す姿が描かれます。名曲の数々とともに見る人みんなを応援してくれる作品です。

私のイチオシはグンター＆ロジータ！サントラを聞いて年度末・年度初めを乗り切ります。歌の力は偉大ですね♪

「SING」は字幕版・吹き替え版ともに絶賛上映中です。

（お）