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山元町震災遺構 中浜小学校

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更新日:20230607

東日本大震災の大津波から90人の命を守り抜いた小学校が、震災10年目に防災教育の場として生まれ変わりました。2階天井近くまで達した津波の痕跡や、当時を振り返る証言映像、子どもたちが寄り添って一夜を明かした屋根裏倉庫など、震災の被害と教訓を強く訴えるスポットで構成されています。
ここであったことを、あなたの目で見て、考え、読み取って、未来の災害へ備えるための知識に変えていってください。

概要

営業・開館時間
9:30~16:30(入館16:00まで)
定休日
毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、12月28日~1月4日
※気象警報の発表などにより臨時休館となる場合あり

[特別開館日(入館無料)]
3月11日(山元町鎮魂の日)、9月1日(防災の日)、11月5日(世界津波の日)
料金
一般400円、高校生300円、小中学生200円、未就学児無料
※団体20名以上の利用は100円引き
※入館料は運営協力費として、施設の維持管理のため使用させていただきます。
所要時間
[見学のみ]45~90分程度
[語り部ガイド]60~90分程度(館内見学含む)
予約
語り部ガイドを希望する場合、専用申込書式にてメールまたはFAXで20日前までに予約
※申込先は問合せ欄をご参照ください
収容人数
120名まで
※120名以上の団体受付も可能です。別途ご相談ください。

団体・施設からのメッセージ

被災した校舎内部にそのまま立ち入ることができる数少ない震災遺構です。
津波被害の甚大さを知るだけでなく、この場所でどのような事前の防災対策や避難行動が行われたかを考えることにより、「自分のこととして」災害を捉えることができる施設です。

内容

<施設設備>
1階:津波が通り抜けた痕跡や壊れた備品、流れ込んだ流木などが残る被災状況から「津波被害の甚大さを知る」
2階:かつての町並みを再現したジオラマの展示や、震災時の証言映像など多くの展示物から「災害を自分のこととして考える」
屋上:海を望み、寒さと余震が続くなか90人が一夜を明かした屋根裏倉庫に入ることで「震災当日を体感する」
校庭:津波の石碑や震災モニュメント[3月11日の日時計]などから「災害を広い視点で捉え、時の流れを感じる」
管理棟:施設スタッフが常駐する管理事務所 ※トイレ併設

<敷地内語り部ガイド>※事前予約制
施設見学の際、「やまもと語りべの会」による語り部ガイドが同行し、当時の状況などの説明を聞きながら見学を行うことができます。
希望される方は、下記サイト内にある見学予約申込書の語り部ガイド希望欄にご記入の上、お申し込みください。
語り部ガイド1名につき見学者20名様まで対応可能です。見学者20名様単位で対応するガイド人数が変わります。
 ガイド料:ガイド1名につき5,000円
 ガイド時間:原則90分以内
 予約申込書:https://www.town.yamamoto.miyagi.jp/site/ruins-nakahama/(山元町サイト内ページ)
※原則、見学予定日の20日前までにメールまたはFAXによりお申し込みください。
※予約状況によってはご希望に添えない場合もあります。

<中浜小学校オリジナルガイドブック、ワークブック販売>
館内の説明内容がすべて盛り込まれた中浜小学校ガイドブックを館内で販売しております。日本語版・英語翻訳版がございます。
また、小学生向け・中学生向けの防災学習ワークブック「考えるワークブック」も館内・山元町役場・通信販売で販売しております。
 震災遺構中浜小学校ガイドブック:1冊200円
 防災学習「考えるワークブック」:小学生向け、中学生向け 各1冊100円

教育旅行のポイント

・仙台空港や常磐自動車道、国道6号など、交通アクセスが良く、産直施設「やまもと夢いちごの郷」も車で5分程度の場所にあります。
・避難所としての機能を併せ持って建築された防災交流センター「つばめの杜ひだまりホール」の見学もおすすめします。
・オンラインでの事前学習を行うことが可能です(現地見学予定日の1週間前が目安)。また、敷地内語り部のほか、町内復興見学や徒歩避難訓練などの敷地外オプションツアーを受け付けています。詳細は山元町サイト内中浜小学校ページの見学予約申込書裏面をご覧ください。
・防災学習「考えるワークブック」を使ってより深い学習を行うことができます。

お問合せ

<震災遺構中浜小学校管理棟>
TEL:0223-23-1171

【申込み】
申込先:中浜小学校管理棟
メール:nakahamayoyaku@gmail.com
FAX:0223-23-1172
※専用申込書式は下記HPからダウンロード可

○山元町HP「震災遺構中浜小学校」
https://www.town.yamamoto.miyagi.jp/site/ruins-nakahama/

アクセス

所在地
〒989-2111 宮城県亘理郡山元町坂元字久根22番地2
駐車場
普通自動車45台、大型バス3台
※その他、臨時駐車場あり
車でのアクセス
常磐自動車道山元南スマートICから県道角田山元線、相馬亘理線経由で約10分
電車でのアクセス
JR常磐線坂元駅から徒歩約25分(タクシー、レンタサイクルあり)

備考

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震災遺構「中浜小」来館1万人(2021.03.23)

体験・訪問した方の声

・「共有の大切さ」「意志をひとつにする」「子どもを守る」印象に強く残りました。そして、守られていた子どもたちが大人を守っていたことも・・。
・あの日のことを思い出せない日々がありましたが、風化する前に思い出すことの大切さに気付く展示でした。また来ます。
・「屋上に避難して助かったことが良かったのか・・」という言葉に、「なぜ?助かったのに」と思っていましたが、私は「助かった結果」しか見ていなかった。深く考えさせられる震災遺構でした。

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