スタッフブログ

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県内その他地域 2018.05.02

鳴子ダムの「すだれ放流」

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大崎市の鳴子ダムで毎年5月に実施される、雪解け水をつかった「すだれ放流」を見てきました(^O^)

鳴子ダムは昭和33年の完成当初から、この時期にダムの貯水量を最高水位にし、上部から水を流して施設の安全を確認しています。
幅95m、高さ80mの放流の様子は、巨大なすだれのように見えることから、この名前が付きました。

放流にあわせて、地域の方々が協力して作った鯉のぼり50匹も設置されました。
天気のいい日の午後には、鯉のぼりの影が放流に映り、鯉が滝をのぼるような景色が見られるそうです。

↑こちらが通常のダムの様子です(昨年8月に撮影)。

「すだれ放流」は5日(土)まで。鯉のぼりの設置は6日(日)までです。
 ※災害や気象条件により、放流の中止や鯉のぼりを一時撤去する場合があります。

(お)

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被災した東松島市の旧野蒜小校舎を利用した防災体験型宿泊施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」が完成し、きのう内覧会がありました。
7月21日のグランドオープンに向け、蒸しガキなどが楽しめる食堂や防災について学べる遊具などを、今月末にも開放します。

運営は貴凛庁㈱。市から校舎を借り受け、昨年夏から改修工事を進めてきました。防災体験ゾーンのほか、震災を伝承するシアタールームや、語り部の話を聞く学習ゾーンもあります。グランドオープン後は68人が宿泊できる予定です。

泥水をろ過して飲み水を作る装置

子ども向けの防災体験ゾーン


施設利用料は高校生以上700円、小・中学生300円、未就学児無料。
KIBOTCHA(キボッチャ)http://kirintyou.co.jp/contents/kibotcha.php#

(お)

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東日本大震災で被災し、昨年10月に建て替えられた塩竈市魚市場に、地元の水産業をPRするミュージアムができました。
市場の南棟2階にオープンした「おさかなミュージアム(仮称)」。
塩竈の歴史、漁業、加工業について、体験しながら楽しく学べるスペースです。

「鮨(すし)のまち塩竈」を象徴する寿司屋のカウンターを再現した「バーチャル・スシ」。タッチパネルを使って金目鯛やウニ、マグロなどの寿司を注文してみましょう。

メニューをタッチすると、職人さんの解説付きで画面に大きな握り寿司が出されます。
元気な声がネタの新鮮さを物語っているようで、とても気持ちがいいです。

塩竈港に水揚げされる魚介類の原寸大模型は、色や形だけでなく重さまで本物そっくり。ぜひ触れてみてください。撮影してSNSで発信するのもいいですね。

早朝に開かれるせりの様子を動画で紹介しているので、遅い時間の訪問でも市場の活気が良くわかります。塩竈が誇る高品質のメバチマグロ「ひがしもの」の漁や出荷、海苔やカキの養殖などの映像もお見逃しなく。

小学生の校外学習に最適なほか、外国人観光客にも人気が出そうです。
見学無料。午前7時~午後5時開館(水曜定休)。現在、ミュージアムの名称を公募中です。

塩竈市新浜町1丁目。塩竈仲卸市場から徒歩約5分。

(お&N)