気仙沼市 2018.10.23
気仙沼向洋高校旧校舎(2018年10月現在)
拍 手2
震災当時、気仙沼向洋高校は海岸から約500mの場所に建っており、東日本大震災の大津波によって校舎の4階まで浸水しました。
当時、校内には多くの生徒たちがいましたが、高台にある階上(はしかみ)中学校まで避難して無事でした。
震災後、向洋高校の生徒たちは気仙沼高校の第2グラウンドに建てられた仮設校舎で生活していましたが、2018年8月、旧校舎から西へ約1kmの高台に新校舎が完成し、新しい校舎での生活がスタートしています。
現在、旧校舎は震災遺構として整備中で、展示に向けて工事が進んでいます。
元々あった校舎の展示のほかに、震災を伝える伝承館が併設されます。伝承館では映像シアターや研修室なども設置される予定です。
公開は2019年3月中の見込みです。
(2019.03.07 追記)
気仙沼向洋高校旧校舎は「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」として、2019年3月10日(日)から一般公開が始まります。
ブログ記事→気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館が公開されます
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館サイト→http://www.kesennuma-memorial.jp/
(まる。)