スタッフブログ

新しい施設や季節のイベント、地域が誇る絶品グルメなど、みやぎの今を幅広く発信!
日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

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3月10日(日)、青葉区の仙台国際センターで「仙台防災未来フォーラム2019」が開かれます。
東日本大震災の経験と教訓を未来へつなぐため、関係機関・企業・団体・学生がセッションやワークショップなどを通して日頃の取り組みを発信し、一緒に防災啓発のあり方を考えます。

今回のテーマは、「主役はマルチステークホルダー わたしたちが知る・行動する 防災の未来へ」。
国籍や性別、年齢、職業などによらない多様な立場の人々が、防災・減災に関心を持ち、学び、考え、協力し、災害に強い社会を目指します。

今回は当センターもプレゼンテーション部門で参加します!
「ツーリズムの特徴を活かした復興支援と教育旅行による未来づくり」と題して、7年半の活動とニーズの変化、教育旅行の展望などを発表します。
3月10日(日)仙台国際センター展示棟会議室にて16時からです。

仙台防災未来フォーラム2019 ☞ https://sendai-resilience.jp/mirai-forum2019/

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先月1月に、兵庫県立三田西陵高校の2年生240名が宮城に来訪し、震災防災学習を行いました。
(当センターでは1日目の一部をコーディネートさせていただきました)

【日程】2019年1月22日(火)
【学校】兵庫県立三田西陵高等学校 2年生239名
【コース】
仙台空港到着[むすび丸のお出迎え]
 ↓
松島観光[宮城県松島高等学校観光科の観光案内]
 ↓
<1~5組>東松島市のKIBOCHA(キボッチャ)で震災防災学習
<6組>支援金贈呈式・交流会[大曲小学校と青い鯉のぼりプロジェクト]
 ↓
大川小学校訪問

【当日の様子】
まずは松島へ向かい、宮城県松島高校観光科の生徒さんの案内で松島の名所を巡りました。

緑色のジャンバーを着ているのは松島高観光科の生徒さん。この日は一年生総出で案内をしてくれました。今回が観光案内デビューだったそうです(^^)
グループに分かれて、五大堂、円通院をご案内。天気も恵まれ、和気あいあいと松島を堪能していました。

ここからはコースが2つに分かれます。
1~5組が向かったのは、東松島市にある防災体験型学習施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」。

震災・防災学習として語り部さんのお話や、館内案内、ロープワーク、映像鑑賞を4班に分かれて体験しました。ロープワークでは、ロープ一本で人を運ぶ通称「子豚搬送」や毛布と棒を使った簡易担架の作り方を教えてもらい、いざ実践。身の回りにあるもので簡単に担架が作れるんですね~!


一方、6組は東松島市の大曲市民センターへと向かいます。三田西陵高生徒会や修学旅行委員、部活動有志のみなさんが街頭募金で集めた復興支援金を、東松島市立大曲小学校と大曲保育所、「青い鯉のぼりプロジェクト」へ贈呈しました。また、三田西陵高2年生の生徒全員で寄せ書きして作った青い鯉のぼり6尾が「青い鯉のぼりプロジェクト」の共同代表である伊藤健人さんへ手渡されました。
交流会では、大曲小学校の6年生と新聞を使ったレクリエーションなどを行い大盛り上がり!すっかり仲良くなりました。最後はハイタッチでお別れです。



最後は、全員で石巻市にある大川小学校の遺構を訪問し、被災した校舎を前に、自然災害の脅威、命の尊さや備えることの大切さを静かに噛み締めていました。


三田西陵高校は宮城県での修学旅行が今回で2度目だそうです。三田西陵高のみなさん、宮城県にお越しくださりありがとうございました。この旅行で学んだことをぜひ活かして、これからも学校生活を楽しんでくださいね(^^)

防災体験型学習施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」HP
 →http://kibotcha.com/
青い鯉のぼりプロジェクトHP
 →http://www.ryukoutengoku.info/kibounotsuzumi/ritsu.html

(まる。)

※当センターでは宮城県沿岸部の東日本大震災被災地域を中心とした震災・防災学習関連のマッチング、コーディネートを行っております。ご希望の際はお問合せ先アドレス(サイト上部「お問合せ」からご確認ください)までご連絡をお願い致します。

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環境省の「みちのく潮風トレイル」は、青森県八戸市蕪島から福島県相馬市松川浦までの太平洋沿岸をつなぐロングトレイルです。
コースの全長は900km以上。海と森の恵みを感じながら、地域の歴史や文化、人との交流を楽しみ、時には津波の痕跡など自然の驚異も学びましょう。

トレイルの全線開通を来月に控えた19日、女川町ルートのPR撮影に同行させてもらいました。
町の中心を見下ろせる大六天山で、環境省、町役場、観光協会、インターン生のみなさんが協力して女川をアピールしました。

「全線開通!女川町にも、あそびさございん!」

動画は潮風トレイルのウェブサイトで後日公開されます。
みちのく潮風トレイル ☞  http://tohoku.env.go.jp/mct/


午後は、女川駅前商業エリアで初の津波避難訓練がありました。
宮城県沖を震源に震度6弱の地震を観測。大津波の恐れがあるという想定で、約130人が参加しました。

サイレンとともに商工会、観光協会の方々が避難を呼びかけ、観光客役のスタッフを内陸の白山神社まで誘導しました。ニュース番組や新聞などでも大きく取り上げられ、訓練への関心の高さがうかがえました。

(お)