スタッフブログ

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3月25日、石巻市にて「つどいを通じて、震災伝承、防災活動に関わる人どうしが、顔の見える関係をつくる」ことを目的としたイベントが開催されます。
当日は、石巻市内に拠点のある震災伝承活動団体の紹介、防災体験コーナーなどのブース展示、伝承や防災に携わる方々の講演、「伝承」「防災」2つのテーマのグループ討議を行います。キッチンカ―の出店もあります。

参加費は無料。大人から子どもまで、どなたでも参加いただけます。
震災の記憶を伝え続けること、どのように備えれば命を守っていけるのか、ともに考え、話しあってみませんか。

開催日時:3月25日(土) 10:30~17:25
開催場所:こもれびの降る丘遊学館(石巻市北村字前山15-1)

《展示・体験ブース》10:30-13:30 
 会場:ホワイエ・通路など

「活動団体紹介展示・体験コーナー」
 ① 活動団体等パネル
 ② 非常食配布(アルファ米・水各300個)
 ③ 救急法(一時救命処置・AED)
  段ボールベッド体験(日本赤十字社協力)
 ④ クルマの水没360度VR体験(予定/JAF協力)
 ⑤ 大谷地小学校発表
 (防災学習ビデオメッセージ、手作りトイレ試作品)
 ⑥ 備蓄品・非常用持ち出しセット等の展示


1部 講演(防災・伝承)13:00-14:35
 会場:かなんホール(408席)

●「震災遺構と展示が伝えるもの」
  石巻市震災伝承推進室  高橋広子学芸員 

●「石巻市の津波防災について」
       石巻市危機対策課  内海明彦防災専門官

●「石巻で伝承と防災を考える」
  東北大学災害科学国際研究所  佐藤翔輔准教授


2部 グループ討議  14:50-17:20
 会場:大会議室(100名収容)

「防災」と「震災伝承」の2つのテーマでグループ討議を開催、7人くらいのグループで複数グループを作り討議します。
どなたでも参加・見学ができます。

●ファシリテーター(グループ進行役)
 大川伝承の会  佐藤敏郎 さん
 石巻震災伝承の会  山縣嘉恵 さん
                              山田葉子 さん
 石巻防災士協議会  井上達彦 さん     など


【問い合わせ先】
 石巻市震災遺構指定管理グループ
 石巻市門脇町4丁目3番15号石巻市震災遺構門脇小学校
 Mail:info@ishinomakiikou.net 
 TEL:0225-98-8630 FAX:0225-98-8632

 主催:石巻市 後援:宮城県、復興庁宮城復興局、石巻市防災士協議会

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石巻市震災遺構 門脇小学校が2022年4月に開館してから、初めての3月11日を迎えます。
門脇小学校では、明日の3月11日午後5時~8時までの夜間特別開館と午後5時30分から竹あかりを行います。
※夜間特別開館の時間帯は遺構内部など見えにくい場所があるため、入館料が半額となります。


門脇小学校は東日本大震災の津波と津波火災により大きな被害を受けました。この施設は津波火災の痕跡を残す唯一の震災遺構であり、避難を考えるとき垂直避難だけでは難しい一面があることを伝えています。
震災遺構(本校舎)と展示館の屋内運動場、特別教室に分かれており、見学順路に沿って施設内を観ることができます。

プロローグ:展示館(屋内運動場)内のプロローグでは、被災した車両や石巻市の震災被害状況が展示されています。

震災遺構(本校舎)エリア:津波火災に見舞われた校舎を外部通路から見ることができます。子供たちの教室や職員室、ランチルームなど、思い出がたくさんつまった学校が津波火災により大きな被害を受けました。

門脇小学校の震災被害:当時の避難ルートが地図とともに詳細に解説されており、初めて訪れた人でも学校と海・川の距離感や、学校周辺に立ち並ぶ住宅があったことがよく分かります。

石巻市の被害状況:市の被害状況を「人的被害」「産業の被害」「病院」「道路・橋」などに分けて伝えています。

復旧・復興エリア:応急仮設住宅の復元が展示されており、実際になかへ入ることができます。間取りなども当時のままで、実際の仮設住宅から移設された壁もあります。

そのほか、津波火災から逃れるため教壇を橋にして校舎から裏山へ脱出した現場や、過去にも石巻平野に津波がきていたことを示す展示などを見ることができます。
展示・解説内容が充実していますので、見学される際は1時間半以上のお時間を確保されることをおすすめいたします。

近くには石巻南浜津波復興祈念公園、みやぎ東日本大震災津波伝承館、MEET門脇があります。
門脇小学校を見学した後はぜひ足を延ばしてみてください。

<石巻市震災遺構 門脇小学校>
サイト内紹介ページ:http://miyaumi.info/search/page95.html
公式サイト:https://www.city.ishinomaki.lg.jp/ruins/index.html
Twitter:https://twitter.com/ishnomakiikou

<周辺情報>
石巻南浜津波復興祈念公園 紹介ページ:http://miyaumi.info/search/page78.html
みやぎ東日本大震災津波伝承館 紹介ページ:http://miyaumi.info/search/page79.html
MEET門脇 紹介ページ:https://311support.com/learn311/meetkadonowaki(外部サイト)

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仙台市天文台にて、震災特別番組「星よりも、遠くへ」DVDの上映が行われます。

東日本大震災後、被災地の博物館として震災とどう向き合うべきかを繰り返し考え、2012年3月にプラネタリウム番組「星空とともに」を制作した仙台市天文台。
2019年には、あの日から時が過ぎた被災地の状況や被災された方々の気持ちの変化、「星空とともに」では伝えきれなかった“星空”にまつわる新たなエピソードとともに、震災の日の星空と被災者たちとの繋がりを描いた震災特別番組「星よりも、遠くへ」を制作しました。

現在、仙台市天文台のプラネタリウムはリニューアル工事のため投影を休止していますが、震災から12年が経つこの機に多くの方に番組を観ていただき、あらためて震災や自然そのものと向き合うきっかけとしてほしいという思いから、加藤・小坂ホールでの上映会が開催されます。

震災特別番組「星よりも、遠くへ」DVD上映会
開催日:2023年3月11日 (土)
場所:仙台市天文台 加藤・⼩坂ホール
料金:無料
開催時間:9:50から一時間ごとに上映(最終上映は15:50~)
 ・上映時間は45分間
 ・事前予約は不要、整理券の配布なし
詳細はこちら:http://www.sendai-astro.jp/event/2023/03/dvd.html


また、同日夕方にはトワイライトサロン「3.11の星空と大地 そのとき天文台では…?」が開催されます。

トワイライトサロン「3.11の星空と大地 そのとき天文台では…?」
日時:2023年3月11日(土)17:00~17:45
場所:オープンスペース
定員:30名
料金:無料
詳細はこちら:http://www.sendai-astro.jp/about/blog/2023/03/412.html

※トワイライトサロンは毎週土曜日の夜に開かれるサロンで、着席退席睡眠質問自由の気軽な雰囲気の中で宇宙をテーマにお話します。


■問合せ
仙台市天文台
〒989-3123 仙台市青葉区錦ケ丘9丁目29-32
TEL 022-391-1300
HP→http://www.sendai-astro.jp/

※冒頭画像:仙台市天文台様よりご提供


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