スタッフブログ

新しい施設や季節のイベント、地域が誇る絶品グルメなど、みやぎの今を幅広く発信!
日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

拍 手0

石巻市鮎川浜に整備中の牡鹿地域拠点エリアの一部が、10月4日にプレオープンします。

オープンするのは、市の「観光物産交流施設」と環境省の「牡鹿半島ビジターセンター」。観光物産交流施設は飲食店や小売店など7事業者が入り、乗船券も販売します。牡鹿の自然や暮らしを伝えるビジターセンターには、セミナーを開催できる広いスペースが設けられました。

市が愛称を募集し、エリア全体は「ホエールタウンおしか」に、観光物産交流施設は「cottu」(こっつ)に決定しました。「こっつ」とは「こっち」の方言で、「素敵な時間が過ごせるこっち(牡鹿)においで」という思いから名付けられたそうです。

今後は、被災した「おしかホエールランド」が来年4月に再建され、エリア全体がグランドオープンします。古くから鯨のまちとして親しまれる石巻市牡鹿地区で、震災後の交流人口拡大に大きな期待が寄せられます。

牡鹿半島最南端にある「御番所公園」からの眺めです。江戸時代、仙台藩が唐船の襲来に備えて見張り所を置いていたことからこの名前になりました。展望台からは360度の眺望が楽しめます。
拠点エリアとあわせて、ぜひこちらにもお立ち寄りください。

(お)

石巻市 2019.09.04

慰霊碑「牡鹿祈望の輪」

拍 手0
東日本大震災で大きな被害に遭った牡鹿地区に、ことし3月慰霊碑が建立されました。

幅8mのアーチ型モニュメントと稲井石の碑からなる「牡鹿祈望の輪」は、大原浜の牡鹿地区慰霊公園にあります。3月11日午後2時46分に、アーチ上部の切れ目を日光が通る設計です。中央の碑には犠牲者108人の氏名が、脇には地区の被害状況と慰霊碑の説明が刻まれています。

所在地:石巻市大原浜町48

(お)
拍 手2

「震災遺構 仙台市荒浜地区住宅基礎」の公開が始まりました。
同じく震災遺構の仙台市立荒浜小学校から東へ500メートルに位置。深沼海岸のすぐ近くに残った住宅6戸の基礎と、津波の浸食でできたくぼみを、ほとんど手を加えずに保存し、東日本大震災の被害をありのままに伝えています。(↑写真左奥に荒浜小が見えます)

震災前の地域の暮らしや津波のメカニズム、被災後の状況を解説したパネルが設置され、散策路を自由に歩いて見学できます。

ぜひ荒浜小学校や「せんだい3.11メモリアル交流館」とあわせて見学し、津波の脅威と、ありし日の地域の情景を感じてください。

所在地:仙台市若林区荒浜字中丁(「荒浜記憶の鐘」隣接地)

(お)