スタッフブログ

新しい施設や季節のイベント、地域が誇る絶品グルメなど、みやぎの今を幅広く発信!
日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

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環境省の「みちのく潮風トレイル」は、青森県八戸市蕪島から福島県相馬市松川浦までの太平洋沿岸をつなぐロングトレイルです。
コースの全長は900km以上。海と森の恵みを感じながら、地域の歴史や文化、人との交流を楽しみ、時には津波の痕跡など自然の驚異も学びましょう。

トレイルの全線開通を来月に控えた19日、女川町ルートのPR撮影に同行させてもらいました。
町の中心を見下ろせる大六天山で、環境省、町役場、観光協会、インターン生のみなさんが協力して女川をアピールしました。

「全線開通!女川町にも、あそびさございん!」

動画は潮風トレイルのウェブサイトで後日公開されます。
みちのく潮風トレイル ☞  http://tohoku.env.go.jp/mct/


午後は、女川駅前商業エリアで初の津波避難訓練がありました。
宮城県沖を震源に震度6弱の地震を観測。大津波の恐れがあるという想定で、約130人が参加しました。

サイレンとともに商工会、観光協会の方々が避難を呼びかけ、観光客役のスタッフを内陸の白山神社まで誘導しました。ニュース番組や新聞などでも大きく取り上げられ、訓練への関心の高さがうかがえました。

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県内その他地域 2019.02.14

糀ダイニング藍

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江戸時代後期、紅花の栽培などで栄えた村田町には、今も商人たちの店蔵が残っています。また、村田は古くから、日本酒や納豆、味噌、こうじなど発酵食品の製造元がそろっていることでも知られます。

「糀(こうじ)ダイニング藍(あい)」は、こうじ料理や甘酒で「発酵文化の町」村田をPRする飲食店です。町中心部の「蔵の町並み」にある空き蔵を改装し、昨年オープンしました。
運営は、町の活性化に取り組む第三セクター「まちづくり村田」。

写真は「糀美人」(税込1,500円)。大沼酒造店がつくる日本酒「乾坤一(けんこんいち)」の酒粕が入ったカレーに、地元の味噌を使った豚味噌汁、こうじ料理の小鉢が三つ。無調整の豆乳で割った甘酒付き。ヘルシーでボリューミー、彩りの美しいメニューです。

こちらは糸鰹節をまぶした玄米俵おにぎりの「春糀」(税込1,200円)。
テイクアウトの甘酒(税込各400円)もたくさん種類があって、どれも試したくなります。
発酵食品は腸内環境を改善してくれます。村田の歴史文化を学んで、からだの中からきれいになりましょう♪

糀ダイニング藍 ☞ https://ja-jp.facebook.com/koujidiningai/

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石ノ森萬画館第72回特別企画展「ビッグコミック50周年展 -半世紀のビッグな足跡-」が始まりました。
1968年に「大人のためのコミック誌」として創刊されたビッグコミックは、少年誌では実現できなかった野心的な作品などにより、マンガ文化に新たなファン層を生み出しました。
今回は、戦後マンガ史にその名を刻む巨匠たちから、近年活躍する作家まで約60作品の原画など200点以上を展示しています。

創刊号を飾ったビッグネーム5人。今では考えられないドリームチーム(^_^;)

特別インタビューで「黒イせぇるすまん」(1968~1977)の連載を語る藤子不二雄Ⓐさん。
『ビッグコミックが創刊しなかったら、喪黒福造は生まれてこなかったね。』
ありがたいですね~。ちなみに喪黒福造には、人助けが仕事の福次郎というかわいい弟がいます。

僕が昔大きな衝撃を受けた、藤子不二雄Ⓕさんの「ミノタウロスの皿」。生きることや食べること、価値観の違いを深く考えさせられる名作です。藤子不二雄両氏の大人向け作品は、かわいい絵柄そのままにゾッとするストーリー展開が魅力ですね。

あれも名作、これも名作といった感じで、見るのに時間がかかります。
当時の作家、編集者の熱意や挑戦が伝わってくるようです。

その時代を象徴する著名人が描かれた表紙。これほどリアルな質感が出せるなんて似顔絵の改革、ペレストロイカ!

大好きな細野不二彦さんのカラー原画。やっぱり肉筆画は素晴らしいな~~スキトキメキトキス♥
今回の企画展はすべて撮影オーケーなので、スマホに保存して細部のタッチまでじっくり堪能できます!(^^)!

出版不況といわれる今日ですが、子どもも大人もマンガから学ぶことは、まだまだあります。ビッグコミックにはこの企画展を機にさらに新しい読者層を獲得してほしいと思います。

展望喫茶では恒例のコラボメニューを提供。ビッグコミック公式キャラクターの「なまずくん」を再現した「なまずくんの黒カレー」(税込900円)と、「佐武と市捕物控」をイメージした「佐武と市の決闘月見そば」(税込850円)が楽しめます。
4月7日まで。

また、常設展示室内の原画コーナーが「石ノ森章太郎・時代劇作品特集」に模様替え。ビッグコミックに連載された「佐武と市捕物控」「さんだらぼっち」などの原画を展示しています。

石ノ森萬画館 ☞ http://www.mangattan.jp/manga/

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