スタッフブログ

新しい施設や季節のイベント、地域が誇る絶品グルメなど、みやぎの今を幅広く発信!
日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

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水曜日の日常を知らない誰かに宛てて綴ると、代わりに別の誰かが書いた手紙が届く「鮫ヶ浦水曜日郵便局」が、今月5日に閉局しました。

東日本大震災の被害に遭った東松島市宮戸島に、1年間の限定で開局した特別な郵便局。手紙でしかできない温かい心のつながりを感じるプロジェクトに、これまで5千通をこえる手紙が届き、知らない人どうしが不思議な縁でつながりました。

交流の拠点となったのは、古くは縄文時代の人々が暮らした場所であったり、爆弾を積んだ特攻艇の訓練所であったり、小さな漁港であったりした場所です。東松島の歴史ある美しい地域資源が、人々の交流を後押ししてくれたんだと思います。
5日に閉局記念イベントが開かれ、約50人が集まり最後の手紙を投函しました。


またどこかで、水曜日郵便局のシンボル「灯台ポスト」に明かりがつくのを願っています。

鮫ヶ浦水曜日郵便局https://samegaura-wed-post.jp/

(お)

県内その他地域 2018.12.02

イーレ!はせくら王国

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今年の夏、川崎町にオープンした「イーレ!はせくら王国」。2012年廃校の支倉小学校を改修した、食と体験の観光交流施設です。

施設名「はせくら」とは、仙台藩主・伊達政宗公の命によりヨーロッパに渡った支倉常長に由来します。日本人唯一のローマ貴族である支倉常長は、日本人で初めてチョコレートを食べた人物でもあるといわれます。イーレ!はせくら王国は支倉常長の業績に敬意を表し、チョコレートの製造開発に取り組んでいます。もちもちのオリジナル生チョコがおいしかった!(^o^)

そういえば、川崎町のPRキャラクター「チョコえもん」も、支倉常長とチョコレートに深い関係がありますねー♪

館内には、農産物直売所&東北逸品マーケット「ハセコレ」、カフェレストラン「HASEKURAカカオ亭」、テイクアウトコーナー、体験交流スペース、図書ラウンジ、レンタルスペースがあります。
洋風デザインだった小学校の面影を残すスペースも素敵です!

名物のカカオカレー。カカオの香ばしさとまろやかさがたっぷり楽しめます♡ぜひ甘~い地元野菜をトッピングしてお召し上がりください。カカオティーや揚げパン、ソフトクリームも魅力的です。
板チョコをイメージしたタイルが美しいレストランは、元職員室と校長室だったそうですよ♪隣接の体育館を利用したワイナリーもかっこいい!

食のほかにも、いろんなワークショップ・講座を通して、いろんな世代の人が交流できる場所。「イーレ!」はスペイン語で「行こう!」の意。進化し続けるイーレ!はせくら王国に期待大です!!(^o^)

イーレ!はせくら王国 ☞ https://www.ire-hasekura.com/
Hey! Say! JUMP ふ湯タビ宮城 ☞ https://heysayjumpmiyagi.jp/

(お&N)

山元町 2018.11.30

被災地に音楽を in 山元町

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11月28日、山元町の「つばめの杜ひだまりホール」で、日本フィルハーモニー交響楽団の有志による演奏会がありました。

日本フィルでは震災後、「被災地に音楽を」として被災地各地での演奏活動を継続して行っており、今回の演奏会で260回目になります。
山元町での演奏は平成28年に子供を対象とした音楽ワークショップに続いて2回目。今回は大人にもぜひ聴いてほしいと山元町生涯学習課が企画しました。

今回の演奏は、トランペット・ホルン・トロンボーン・チューバの金管五重奏。
プロの演奏を間近で聴けるとあって会場は満員になり、追加で椅子が設置されるほどの大盛況となりました。

演奏会は45分。演奏者によるユニークな曲解説や楽器紹介などをはさみ、亜麻色の髪の乙女やトトロメドレーなど7曲が演奏され、金管楽器が奏でる表情豊かな音色に130人を超える聴衆が聴き入りました。

会場となった「つばめの杜ひだまりホール」は交流・防災センターとして昨年建設されました。1階には防災情報コーナーがあり、震災当時の状況をパネルや模型、映像を使って分かりやすく伝えています。災害時には防災拠点の役割を担い、避難所として機能します。

つばめの杜ひだまりホール:http://www.town.yamamoto.miyagi.jp/soshiki/20/8035.html
日本フィルハーモニー交響楽団「被災地に音楽を」:https://www.japanphil.or.jp/community/volunteer


(まる。)