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丸文松島汽船/松島復興語り部クルーズ

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松島町

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更新日:20230710

日本三景・松島は、伊達政宗の菩提寺である国宝・瑞巌寺など、歴史的建造物も数多く、大小260もの島々の織りなす景観は古くから多くの人を魅了してきました。俳聖の称号を持つ俳人・松尾芭蕉をもっても、美しさのあまり言葉にできないほどであったとの云われがあります。
復興語り部クルーズでは、島々を巡りながら、震災当時から今日に至るまでの復興の歩みと今後の防災・減災へのアドバイス、また人と人との繋がりの大切さなどを話します。
防波堤の役割を果たし、陸地への津波の勢いを弱めた松島湾の島々。潮風や海の香りを感じながら、自然の造形美と迫力、語り部の思いにもふれる松島湾の復興を感じるクルーズです。

ミヤテレ×みやうみ タイアップ企画
~3・11語り継ぐミヤギ~
サイト「ミヤテレMoTTo」内の特設ページ「3・11語り継ぐミヤギ」にて語り部の様子を動画で紹介しています

内容

松島と塩釜を結ぶ、松尾芭蕉が「奥の細道」で巡った航路を遊覧しながら、震災の語り部を行います。当時、1,800名もの観光客を無事帰宅させることができた松島の人々の取り組み、津波の直撃を受けても一人の犠牲者も出さなかった有人島「桂島」の人たちの心構えなど、具体的な体験談も紹介し、災害へ備えることの大切さを伝えます。
また、千貫島や仁王島など主な島々を通るほか、浅瀬を巡ることのできる航路のため、島の表情を間近から楽しむことができます。遊覧と併せ、移動手段としても活用できます。

概要

受入団体 丸文松島汽船株式会社
所要時間 約50分
作業・体験場所 松島もしくは塩釜から乗船
駐車場 【松島】松島第2駐車場に有料の大型バス駐車場あり
【塩釜】マリンゲート塩釜 乗用車50台(有料)、バス20台(無料)
受入時間・時期 【定休日】なし
【受入時間】9:00~15:00(最終便が15:00発となります)
※毎時30分発の臨時便運航も可能です。(事前予約が必要です。)
※時刻表以外の時間帯での貸切船の運航も可能です。(15名以上の団体に限ります。事前予約が必要です。)
受入人数 10名~
料金 <定期遊覧 政宗コース(松島⇔松島)・芭蕉コース(松島⇔塩釜)> 
【料金】 中学生・高校生・大学生1,050円、小学生680円、一般団体1,350円
備考 ※定期遊覧芭蕉コース(松島⇔塩釜 片道コース)を利用の場合、船の発着にあわせてバスの移動が必要となります。
※カモメの餌付けは2014年4月より禁止となっています。

団体・施設からのメッセージ

日本三景のキレイな景色を見て頂くのは勿論ですが、東日本大震災を通して一番大切なものは何か?またそれを守るにはどうするのか?皆さん自身が考えることが出来るよう・・・当社語り部から人とのふれあいを感じて頂き、人との繋がりの大切さなども学んで頂ければ幸いです。

教育旅行のポイント

震災当時の経験談から、災害への備えることの大切さを分かりやすく伝え、防災意識の向上をはかります。また、島々の説明や奥の細道にまつわる逸話など、観光要素を取り入れた案内も併せて行い、当地の歴史・文化も学べます。

お問合せ

【お申込み方法】
団体名(個人の場合は氏名)・代表者名・連絡先を記入し、FAXでお申込みください。(担当:矢部)

【お問合せ先】
<丸文松島汽船株式会社 松島営業所>
TEL:022-354-3453
FAX:022-354-6170
HP→http://www.marubun-kisen.com/

アクセス

作業・体験場所
【松島から乗船】〒981-0213 宮城県松島町松島字町内98-1 松島海岸レストハウス2番窓口
【塩釜から乗船】〒985-0016 宮城県塩釜市港町1-4-1マリンゲート塩釜
車でのアクセス
【松島】三陸自動車道松島海岸ICより車で約10分
【塩釜】三陸自動車道仙台港北ICより車で約15分
電車でのアクセス
【松島】JR松島海岸駅より徒歩約7分
【塩釜】JR本塩釜駅より徒歩約10分

体験・訪問した方の声

[東京都内 中学3年生]
私は語り部さんの話を聞くのは人生で初めてで少し不安も感じていました。しかしクルーズ船が動き出し、語り部の方はまず「松島」という地形について話し始めました。震災の話を予想していたのに地形の話をするのかと不思議に思っていたら、松島の地形の話からそれぞれの松島の地域ごとの地形と震災の被害を比べていて今までの話が繋がっていてとても納得のいく説明になり驚きました。
また、話している口調が仙台弁の「~だっちゃ」というような話し方だったのでとてもわかりやすく尚且つ、地元の人の話がきけているということが度々実感できて良かったです。

[東京都内 高校2年生]
今回私たちは部活動の一環として、語り部さんの話をお聞きしつつ、松島のクルーズを体験することになった。
語り部さんは震災のことだけでなく、松島の島々の名前の由来や言い伝えについても話してくださり、多方面から松島を知ることができた。想像を絶するほどの震災の実態と、残酷なまでに美しい松島の景観。その二つを学んで、初めて「松島を知った」と言えるのだろう。これからは、自然の美しさに潜んだ脅威や辛い事実についても、目を逸らすことなく学んでいきたいと思わされた。

[東京都内 中学・高等学校教員]
私は社会科の地理を専門に授業をしています。松島は全国的にも有名で、中学校や高校の授業でも松島を具体例に地形や東日本大震災に関する授業をしています。生徒達は、教室の机上で知識として学んではいるものの、やはり実際の地域へ赴き、現地の方の話を生の声で聞くと、より理解が深まり、学習への効果は絶大だなと感じました。生徒達も語り部さんの話を熱心に聞いていたので、とても良い体験だったと感じています。

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