スタッフブログ

新しい施設や季節のイベント、地域が誇る絶品グルメなど、みやぎの今を幅広く発信!
日々、県内を回るスタッフがとれたての情報をお届けします。

山元町 2020.08.14

ひまわり畑

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暑い日が続きますね。連日多くの方が熱中症で病院に搬送されています。ことしは猛暑に加え、マスクの影響で顔に熱がこもりがちに。
「超」がつく暑がり・汗かきの僕は先日、取材先の検温器2台(額にかざして測るタイプ)で「エラー」表示を叩き出しました(最後には「Hi」って出た・・)。別の検温器(手の甲にかざして測るタイプ)で測ったら、一回で34度台でした。焦りましたが、熱中症には手足が冷える症状もあるので、体の不調には気を付けたいと思います。

写真は、山元町のひまわり畑(耕作者:株式会社やまもとファームみらい野)です。
被災した農地でひまわりが咲き誇る夏の風物詩「やまもとひまわり祭り」は、新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、ひまわり畑は解放され、自由に見学や摘み取りが楽しめます。その数180万本!
詳細は、山元町の公式HPの「新着情報」をご覧ください。
訪問の際は、熱中症や新型コロナウイルス感染への予防をお願いします。

山元町 ☞ https://www.town.yamamoto.miyagi.jp/

(お)

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東日本大震災で大きな被害に遭った「おしかホエールランド」が、施設を一新して9年4カ月ぶりに再開しました。
鯨の生態や特徴、牡鹿半島の鯨文化、捕鯨基地として栄えた鮎川地区の歴史を、楽しみながら学べます。(運営:一般社団法人鮎川まちづくり協会)
先月22日のグランドオープンから、地元住民や観光客の皆さんが訪れています。

上の写真は、入館者を出迎える体長16.9メートルのマッコウクジラの骨格標本です。旧おしかホエールランドで津波の直撃を受けましたが、文化庁らの「文化財レスキュー」によって救出されました。子どもたちの驚く声が聞こえてきます。

鮎川地区が日本屈指の捕鯨基地として栄えた当時。町は活気に満ち溢れ、高倉健さん主演の映画まで作られました。
鯨文化の紹介エリアでは、鯨と人との深い関わり、商業捕鯨と調査捕鯨などの歴史を、写真や年表で伝えています。かつての生活を懐かしむ方の姿も見られ、鮎川の歴史が捕鯨とともにあるのを感じました。

鯨の標本や解体に使われた道具、捕鯨船の模型など。現在も調査研究が続く、貴重な収蔵品です。
また、週末などには、長く捕鯨船に乗っていた方がボランティアで語り部をしているそうです。貴重な体験や航海の思い出を聞いてみたいですね。

施設近くに保存されている「第16利丸(としまる)」は、1958年から1988年まで現役で活躍した大型捕鯨船です。引退の翌年から陸上保存され、大津波にも耐えたその勇姿は、復興のシンボルとして人々の心の支えになってきました。改修後には甲板に上れるようになるそうです。

隣の観光物産交流施設「Cottu(こっつ)」では、鯨料理や鯨歯工芸品を販売しています。
地域で受け継がれてきた鯨と人との関わりを学んでみませんか?
※新型コロナウイルス感染防止のため、検温と手指消毒をお願いしています。

おしかホエールランド
 所在地 宮城県石巻市鮎川浜南43−1
 開館時間 9時から16時。
 休館日 水曜日(水曜が祝日にあたる場合はその翌平日)
 入館料 大人400円。大学生・高校生300円。中学生・小学生200円。
     20名以上で団体割引。未就学児無料。

ホエールタウンおしか ☞ https://oshika.miyagi.jp/
 (16日まで夏のイベント実施中です)


(お)

仙台市 2020.08.07

仙台七夕

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ことしの「仙台七夕まつり」は中止になりましたが、あちこちの商店の軒先で小さな笹飾りを目にします。
仙台の夏を少しでも感じてもらおうと手作りされた飾りには、疫病退散や復興、平和への願いなどが書かれています。青葉区のマーブルロードおおまち商店街には、5メートルの吹き流しも。
伝統文化を絶やさない、仙台商人の心意気を感じました。

JR仙台駅には、吹き流しとともに「来年はみんなで会いましょう。街が笑顔であふれるように。がんばろう宮城・東北!」という広告が掲げられています。

新型コロナウイルスの収束を願って、いつもと違う七夕を静かに楽しみたいと思います。


仙台七夕まつり2020 ☞ https://www.sendaitanabata.com/tanabata2020

(お)
(写真:N)